過日、3年生の「詩」の授業を担当しました。導入では、本校4年の右田りのさんの「詩」を提示して、その詩の良さや気づくことなどを発表してもらいました。最初、「『詩』ってなんだっけ」という言葉を発していた子どもたち、徐々に、「教科書に載っていたじゃん」「あ、そうそう、あったあった」などの言葉に。それから、りのさの詩を朗読してその良さや気づきなどを発表してもらいました。子どもたちから、たくさんの良さや気づきが出されました。「連」という言葉を思い出し意味を説明してくれた子(はるひさん)もいました。「同じ言葉が繰り返されている」「区切りがいい」「短い言葉でお話のように流れている」等々。この「気づき」が、「自分の『詩』づくり」にいきてくることになります。気づきなどを出し合う中で、機運が高まっているのを感じました。いよいよ「詩づくり」になった時、「書くことがない~」「何を書いたらいいかわからない~」といった子は一人もいませんでした。「では、はじめてください」と言うと、みんな「詩人」へと変身しました。「もっと書きたい」「もう一つ書きたい」「題名を変えたい」「もう少し『連』ができないかな」「絵を描きたい」、いろんな子どもたちの「詩人」の姿がそこにありました。創作を終えた次の時間は、「友達の詩の良さを見つけ合う」時間にしました。子どもたち、友達の「詩」を読んで、その良さをたくさん探していました。この時も、「夢中」になって探している姿がありました。「人の作品の良さをさがせること」も「自分の表現力を高めること」につながります。「良さ」をさがしたら(気づいたら)、付箋紙にメモして、作品の下に貼っていきました。
下写真は、その時の学習(活動)の様子です。
現在、子どもたちの詩は、校長室前に掲示しています(一度に全部は紹介できないので半分ずつ紹介することにしています)
以下に子どもたちの作品をご紹介します。
(※1名、欠席によりご紹介できていません。ご了承ください)