6年 国語の授業「表現を工夫する」

2022年01月27日

本日の1時間目、6年生の国語の授業を参観させていただいたことについては前ブログでご紹介したとおりです。 ここでは、小学生には少し難しい「比喩」の学習でした。この「比喩」には「直喩」「隠喩」「擬人法」などがあります。その一つ一つを例文を紹介しながら、その「違い」に気づかせ習得させるという学習でした。例文も短文で的確な提示でしたので、子どもたちは「理解」ができたように思います。しかし、理解はできても「表現」できないと十分とは言えません。そこで、紅葉の写真を提示し、写真を手掛かりに、「直喩」「隠喩」「擬人法」などを使った短文を作らせるという取組をされました。


以下は、学習の流れの概要です。

6年生教室の画像国語の授業1枚目の画像国語の授業2枚目の画像国語の授業3枚目の画像



子どもたちに示された「紅葉」の写真です。この写真を手掛かりに子どもたちは、比喩を使った文を作成しました。

紅葉の画像



この写真を見た時、子どもたちから歓喜の声が。これは、子どもたちが写真から何らかの感銘、感動を得た証拠です。こうなると、「比喩」で表現することは難しいことではありますが期待が持てます。


以下は6年生が、写真を手掛かりに「比喩」を使った創作文です(順不同です)。

〇「赤や黄色に染まる紅葉は、まるで山のお笑いのようだ」作:江藤 茅さん

〇「秋に咲く紅葉は まるで赤ちゃんの絵のようだ」作:池田桜絆さん

〇「山の上にあるもみじは まるでおしゃれな服を着ているようだ」作:坂田理緒さん

〇「森の中、きれいに咲く紅葉たちは まるで祭りのようだ」作:秋吉凛花さん

〇「水にうつる紅葉の葉は まるでちょうちょのようだ」作:磯田悠介さん

〇「赤や黄色に染まった紅葉は まるでお祭りのようだ」作:小林祐輝さん

〇「山の秋の紅葉は 秋の色を集めたパレットのようだ」作:坂本光瑠さん

〇「木の上で元気そうに咲く紅葉は まるでパプリカのようだ」作:小林悠人さん

〇「秋に染まる紅葉は まるでほほを染めているようだ」作:松永愛羅さん

〇「秋の山の紅葉は 山がおしゃれしたようだ」作:磯田華凛さん

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