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韓国発見シリーズ59 「韓国最高の企業の創業者が亡くなる前に投げかけた24の質問」

2017年12月27日

韓国最高の企業の創業者が亡くなる前に投げかけた24の質問

韓国最高の企業三星の創業者、故李秉喆会長が亡くなる1カ月前に提示した24の質問がマスコミに公開された。


李会長は生涯宗教を持たなかったが、経済界の大物が死を前にして投げかけた質問には一人の人間としての李会長の深い苦悩や本来の素朴な疑問が感じられる。その質問内容は、神や死後に関する問題から、金持ちは悪人と同義語か? という現実的なものまで多岐にわたる。


神については、神が万物の創造主であるということをどのように証明できるか。生物学者らは人間も長い進化の過程の産物と言うが神が人間をつくったということとどう違うのか。科学がこれからも果てしなく発達するなら将来、神の存在は否認されるのか。神が人間を愛しているならなぜ苦痛や死を与えたのか。神はなぜ悪人を作ったのか。


死後については、人間が死んでも霊魂は死なず天国や地獄に行くというが本当か。無宗教の人、無神論者、さまざまな宗教の人にも善良な人が大勢いるが彼らは死んだらどこに行くか。


宗教に関しては、宗教とは何か。なぜ人間に必要か。霊魂とは何か。信仰心がなくてもお金持ちになったり悪人の中にも富と安楽を手にする人が多いがこれを神はどう見ているか。聖書はどのように作られたのか。聖書が神の言葉だと証明できるか。イエスは我々の罪のための贖罪として亡くなったというが私たちの罪とは何か。なぜ私たちが罪を犯すままにしているのか。


社会問題と関連しては、イタリアは国民の99%がカトリック教徒だが世界の模範国になれず社会の混乱と犯罪が多いのはなぜか。 韓国は教会も教会に通う信者も多いが、韓国社会には犯罪と問題がこんなに多いのはなぜか。最後は、地球の終わりは来るのか、だった。


経済界の大物が死を前に投げかけた質問は、人生への根本的な質問や苦悩が含まれている。それは凄まじい速度で変化していく時代の中で生きる我々にも、人生についての意味をもう一度考えさせるものともなる。


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