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市長メッセージ

Message from the Mayor

市長からのメッセージvol.71 民宿という異文化交流

2020年03月01日

近年、訪日外国人旅行者の数が増えるに連れ、民宿の人気が高まっています。特にリピーターとなった日本ファンは、ホテルではなく里山の民家や農家での暮らしの体験を求めています。本市でも民宿の普及に力を入れてきた結果、民宿を営む家庭が増えてきました。観光だけではなく、普通の家庭で家族同様の体験ができることから大人気で、たった一晩の滞在でも翌朝は感激で涙の別れになるそうです。

先日は初めての試みとして、台湾の高校から62名の修学旅行生を受け入れ、市内の13軒の家庭でおもてなしをしました。私もホストファミリーの皆さんと一緒に、市民広場で入村式と称して歓迎会を行いました。

実は台湾の修学旅行では日本の民宿体験が一番人気。また、東日本大震災や熊本地震の際には、台湾から日本へ巨額の義援金を頂きました。これらは台湾には日本文化を心から愛するファンが非常に多いからです。こうした心のつながりは深いところで長続きするものです。今回の台湾の若者の心に刻まれた菊池の思い出は、これからもさまざまな形で人的・物的な交流に広がっていくことでしょう。

また、民宿はホストファミリーにとって新たな収入源となるのはもちろんですが、ご家族にとり未知の世界や人々との楽しい交流の場となり、新たなやりがいになっているそうです。菊池の誇る自然や食・歴史や文化は外国人にとって代表的な「日本のふるさと」になり得る力を持っています。

台湾の修学旅行生との対面式での市長挨拶の様子の画像

 


 



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