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都市計画用途地域等の見直しについてのパブリック・コメントの結果および市の考え方

2014年02月23日

都市計画用途地域等の見直しについて、市民の皆さまからのご意見を募集しました。

これに対する市の考え方ついて、平成25年2月19日開催の第10回菊池市都市計画審議会においてご承認を頂きましたので、お寄せいただきましたご意見の概要と併せて次のとおり示します。

ご意見をお寄せいただいてありがとうございました。

1.募集期間

平成24年10月1日~平成24年10月31日

2.ご意見数(人数)

2人

3.ご意見の概要と市の考え方


表:3.ご意見の概要と市の考え方

ご意見

市の考え方

特定用途制限指定(案)西寺・野間口地区10月4日(木)19時から説明会がありました「県道植木インター菊池線沿い(西寺・野間口地区)特定用途制限地域の指定(案)」について、全面的に賛成、支持します。当該地域は、良質な農産物産出がなされる菊池平野の中心をなす地域であり、菊池市の基幹産業である農業の一大中心地であることは論を待ちません。そのことをさらに発展させ、地域経済の飛躍を図るために、その拠り所となる優良農地の保全・維持をめざすことは、地域のみならず菊池市の使命であると思います。さらには「豊かな水と緑光あふれる田園文化のまち」を標榜する菊池市の今後のためにも、不要、不急の用地転用に制限を行うことは大事なことと考えます。また、指定路線近隣には、菊の池小学校、菊の池保育園をはじめとする教育施設が立地するとともに、菊池南中学校、各高校生徒たちの通学路として利用されてもいます。優良な教育環境を確保し、次世代を担う子ども達の健全育成をめざすためにも、表記指定は大切なことと考え、賛成するものです。以上のことは、すでに十分論議を尽くされての説明会開催とは思いましたが、蛇足意見として述べさせていただきます。今回、県道植木インター菊池線と市道野間口線沿い両側50mの地域に規制を検討している建物の用途は、パチンコ店などの遊戯施設や風俗店、環境に影響を及ぼす恐れがあるような工場を規制するものです。用途指定の無い規制の緩やかなこの地域では住宅化が進んでおり、平成10年に開通した植木インター菊池線沿では、大型店の進出など沿道沿いの開発が進んでいますが、周辺には小学校や保育園、集会施設等があるため、一定の建築物の規制を行うものです。
特定用途制限指定(案)富の原地区特定用途制限地域の指定に関する説明会の居住環境保全地区の富の原地区の地域指定において富の原北区の約30戸の土地家屋が対象から外れていることが判明しました。もし、このまま計画区域が決まってしまって約30戸の土地家屋が対象から外れてしまい、望まない建物や畜舎などが建てられたら大変なことになるため、約30戸の土地と隣接する農地を含む地域を居住環境保全地区への移行を要望します。住宅の立地が進む富の原地区の38.2haについて、住環境の保全を図るために用途地域の第1種住居地域並みの規制として、3,000平方メートルを超えるような店舗や事務所、環境に影響をおよぼす恐れのある工場等の立地を規制する(案)を作成し、住民説明会を実施いたしました。その際、富の原北区の一部の地域が含まれていなかったため、農地を含む3haについて地域が望まない建物が建築されないよう特定用途制限地域へ追加指定するよう要望がなされました。富の原地区の区域設定にあたりましては、住宅や工場、農地や畜舎が混在している地域であるため、既存不適格の発生を避けると共に、開発の支障とならないようにまとまった農地の箇所を避けた最小限の区域設定を行っていたものです。今回、追加要望がなされた3haの区域には1.5haの農地が含まれており、地権者が数人おられましたので、意向確認を行いましたところ将来の開発に支障となるような建築制限はかけないでほしいとの意見でした。建築規制による住環境保全と開発による地域の発展は相反する部分も多く、その指定範囲には慎重を期すべきと考えまして、農地を除く1.5haのみを追加する修正案を作成し関係地域の説明会を実施しました。説明会では、開発の可能性のある農地を規制対象区域に入れるよう求める意見もありましたが、今回が初めての建築制限でもあり制度の周知を図ると共に5年に1度実施される都市計画基礎調査による開発や人口変動の動向を見極めながら、必要な場合は見直しを行うとしています。


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