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市長メッセージ

Message from the Mayor

令和5年6月 vol.110 未来のデザイン会議

2023年06月01日

本市では現在、まちなか中心部の活性化のためにウォーカブルシティ(歩けるまち)を目指しています。これまで菊池渓谷やキャンプ場など、菊池の自然の良さを生かしたファンづくりを進めてきました。今度はその観光客を市民広場につなぎ止め、さらにまちなかに誘導して滞在時間を延ばし、飲食や買物、宿泊などの経済効果につなげることが重要です。そのためには、観光客がゆったりとまちなかを散策したくなる雰囲気が必要です。

現在の中心部には古い町並みや将軍木、能場などの歴史の跡が残り、味わい深い癒やしの風景を作り出しています。すぐ近くには追間川の里山の光景が残っています。また最近ではいくつかのおいしい飲食店が評判です。こうした素材を磨き上げ、つなぎ合わせ、自然・歴史・食・温泉を楽しみながらゆったりと散策する滞在型の上質の観光地を作り上げたい。これが「癒しの里きくち」として本市が目指す観光地のゴール像です。

この一環で進めてきたのが、まちなかに緑陰の安らぎ空間を作り出す「もりまち」、里山の川遊びと歴史のまち歩きをつなげる「かわまち」、住民参画によるいつも花いっぱいの「はなまち」によるまちづくりです。こうした空間は観光客だけでなく、半導体企業関係者の癒やしの場として、そして何よりも私たちにとって居心地の良い場所になるはずです。

こうしたビジョンの具体化のために、市内のまちづくり団体や地元高校生、熊大生などによる「まちなかデザイン会議」を開催し、さまざまなアイデアを議論しています。「未来の姿をデザインする」ワクワクが止まりません。

将軍木と松囃子御能場界隈の写真


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