国では、新型コロナウイルス感染症の急速な拡大を受け、4月16日、緊急事態措置を実施すべき地域を全都道府県へ拡大されました。
熊本県においては、「感染拡大傾向期」となり感染者が増加し、感染経路が特定できないケースがでてきております。
現在、県内のどこで感染がおきてもおかしくない重大な局面に変わり、一層の感染防止策を講じていかなければならないと考えています。
本市では、これまで市民の皆様に対し、不要不急の往来を控えることや、手洗いやマスクの励行、また「密閉・密集・密接」といったいわゆる「3密」の環境をさけることなどにより、御自身の健康管理を徹底するようにお願いするとともに、市主催イベント等の中止や、所管する主要な公共施設の休館などに、ご協力いただいております。
また、このような状況の中、医療機関及び介護・福祉施設等従事者、学童クラブ、幼保育園関係者の皆様には、市民や子供たちのためにご尽力いただき心から感謝申し上げます。
更なる感染拡大防止を図るため、当面の間は、公民館や図書館などの施設の閉鎖を続けます。市民の皆様にはご不便をおかけしますが、どうかご理解とご協力をお願いいたします。
今重要なことは、全市一丸となっての感染予防、感染拡大防止の徹底です。
市民の皆様一人一人が、マスク着用や手洗い等の感染予防に努めていただくとともに、人との接触を極力少なくすることが一番の鍵となります。
今後も、土日のみならず、平日を含めて外出を自粛してくださるよう改めてお願いいたします。
市役所庁舎内におきましても、感染予防対策と行政サービスの両立のために、市職員の分散配置やシフト制勤務等の検討を進めています。
また、感染拡大に伴う生活や経済への影響が少しでも軽減できますよう、目下対策を講じているところです。具体的な内容については、近日中に別途お知らせいたします。
引き続き、医療関係者や専門家、事業者、市民の皆様と一丸となって、この難局を乗り越えていきたいと考えていますので、どうぞご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
令和2年4月24日 菊池市長 江頭 実