(一社)日本善行会は、昭和12年以来、全国の善行活動を表彰しています。今年の春季善行表彰は個人72人、団体40の112組と限られる中、本市から1個人・1団体が表彰の栄誉に浴しました。
個人では花房小学校の6年生の女児。親猫を交通事故で亡くして衰弱した生まれたての子猫を見つけ、新しい飼い主を探したが見つからず、自分が育てるほかないと決意。猫アレルギーの兄を心配する両親に手紙を書いてまで何度も説得し飼うことになった物語です。天からのご褒美でしょうか、この子猫にだけは兄のアレルギーが反応しないそうです。
団体では旭志中学校が25年以上続けている「旭志花いっぱいプロジェクト」。生徒たちが育てた花にメッセージカードをつけて、一人暮らしの高齢者やお世話になった地域の方々・公共施設に届けています(関連21㌻)。こんな心優しい子どもたちが育っている菊池を誇らしく思います。
大人の方々も負けてはいません。先日、本市の「NPO法人龍門ダム・山桜の里づくりの会」が(公財)日本さくらの会から表彰を受けました。受賞は全国でもわずか25組の団体・個人で、九州ではこの1組のみの栄誉です(関連23㌻)。ダム湖畔を日本一の山桜の里にと平成28年に発足し、市も土地を提供するなど協力。寄付を募りながら地道に広げて、今や会員725人、湖畔の約3㌶に山桜とモミジをそれぞれ約1300本と大きな森林公園に育ってきました。
3つの事例に共通するのは、利他の心と愛情です。子猫への慈しみ、お世話になった人々への感謝、そして地域への愛。無償の行為は必ず誰かが見届けているものです。
竜門ダムでの山桜植樹祭

