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市長メッセージ

Message from the Mayor

市長からのメッセージvol.146 愛が育む景色

2026年06月01日

 西迫間地区の川沿いに今年もたくさんの鯉のぼりが上がりました。これは地区の皆さんが多くの人に喜んでもらおうと13年前に始められたもので、年々寄贈が増えています。200匹もの鯉の群れが青空に泳ぐ様子は圧巻の一言です。川沿いの遊歩道は、周辺農地の基盤整備の際に地元から土地の寄贈を受け市が整備し、川岸に立ち並ぶ桜並木は地元と市の協働で植樹したものです。このため、3月から5月にかけて家族連れの市民に加え、多くの観光客も立ち寄り、春の時期の一大観光スポットとなりました。特に、連休中は想定外の人出となり、近隣の皆さんが自宅庭を臨時の駐車場に開放され、感激された観光客の方々と思わぬ交流が生まれたそうです。竹の切り出しや草切りそして見回りまで、地域で協力しながら毎年おもてなしをされる心意気には頭が下がります。

 このすぐ側に架かる迫間の眼鏡橋は、間もなく築造200年を迎える本市の代表的な石橋です。そのすぐ下手には迫間滝があり、少し下流から眺めると、迫間滝の水しぶきと眼鏡橋の佇まいのさらに遠くに八方ヶ岳が連なる眺めとなり、あたかも一幅の山水画を見るようです。しかも、その対岸には、14世紀の頃、菊池公が聖護寺(鳳来地区)に向かう際に必ずこの地で馬から降り、一息ついて景色を楽しんだという「休み石」があります。

 きれいな自然の景色が持つ、人の心を捕らえ疲れを癒す力は今も昔も不変ですが、人の関わりが無ければ荒ぶれた天然です。西迫間の絶妙の調和と安らぎの風景は、地元愛という肥料の賜物です。


迫間川沿いの鯉のぼり

迫間川沿いの鯉のぼり 

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