緊急情報はありません

市長メッセージ

Message from the Mayor

平成27年7月 vol.16 メダカの卵

2015年07月01日

隈府地区の商店街を活性化させようと、商工会や商店街の皆さんが始められた軽トラ朝市も本年で5周年。今では菊池の名物として定着し、市内外から多くの固定ファンをつかんでいます。また、NPOはじめ地元小学生や高校生も店を出すなど、市民の交流の場にもなっています。

常連出店者の一人、旭志のMさん。人を喜ばせようと楽しい手作り作品の他、最近はメダカを扱っています。つい先日、大分の高齢のご婦人から「Mさんのメダカを教えられた通りに育てたら、赤ちゃんが誕生しました。本当にうれしい、ありがとう!」と突然の電話があったそうです。ご婦人は子や孫とも離れて一人暮らしをしておられます。縁あって菊池から小さな「同居者」を迎え、そこからまた新しい命が生まれ「家族」が増えてきたわけです。電話の向こうの涙声を聞くうちに、Mさんも胸が一杯で言葉に詰まったそうです。

「軽トラ朝市は単に商品を売るのではなく、遠方の人とも心がつながるのがうれしい」とMさん。全く同感です。こちらから心に届けるものがあって初めて心がつながります。まさにおもてなしの本質です。菊池の「メダカの卵」、もっと探しましょう。

軽トラ朝市の様子の写真です

トップへ戻る