桜が待ち遠しい季節になりました。今年の桜は特別です。菊池を日本一の桜の里にする夢が実現に向けてスタートしたからです。平成26年2月11日の泗水地区を皮切りに、多くの市民の方々により、市内各地域で桜の植樹が行われました。

　これから毎年、寄附やボランティアを募り、官民一体となって、川岸や広場に桜を少しづつ増やしていきます。市内を流れる全ての川が、やがて菊池川として一つになるように、私たちの心が桜の花で一つに繋がれます。菊池川流域の山鹿や玉名とも連携して、最終的には海まで繋がる桜並木を作り上げる構想です。観光資産としてだけでなく、未来の世代への素晴らしい贈りものとなるでしょう。桜の花は儚く散りゆきますが、今年の桜は故郷に誇りと絆を根付かせてくれそうです。本年4月に全国桜シンポジウムが菊池で開催されるのは、天佑のような気さえします。菊池の桜と真心のおもてなしで、全国の桜ファンをお迎えしましょう。