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韓国発見シリーズ84 結婚生活50年の夫婦が教える幸せの秘訣5つ

2022年03月01日

コロナ禍が続き自宅時間が長くなっている。最初は、この際に庭造りや家の修理など、ずっと気になりながら普段は時間がなく後回しにしてきた事を片付けていった家庭も多いだろう。しかし、このような生活が2年以上続くと誰が想像できただろうか。夫婦時間を上手に過ごしてきた先輩たちの経験談がある。

結婚80周年を迎え、世界最長寿夫婦としてギネスブックに載った英国の夫婦は、自分たちの結婚生活の秘訣を2つの単語で要約したという。それは「Yes, Dear」日本語に訳すと「そうだね、あなた」だった。いつも楽しく肯定的に相づちを打つのが最大の秘訣だという。

ロシアの文豪トルストイは「幸せな家庭は全て同じ理由で幸せだが、不幸な家庭はそれぞれ違う理由で不幸だ」と言ったそうだ。有名な格言には「自分にしてもらいたいように相手にしなさい」という言葉もある。

韓国の新聞記事で、結婚50年のある老夫婦が述べた「幸せの秘訣5つ」というものを見つけた。男性は若い時に朝鮮戦争でとても苦労をした。そんな苦しい中で妻となる女性と出会い結婚した。

新聞記者から幸せな結婚生活の秘訣は何かと問われたこの老夫婦は「特別な事というより、日常の小さな事が大切だったと思う」として5つを挙げた。

1つ目は「毎日寝る前にお互いの手を触る。そうすると相手の手がどれほど荒れたかが分かるから」という。2番目は「妻が作ってくれた料理に文句を言わない」。3つ目は「お互いのミスを責めず、むしろ心から慰める」。4つ目は「できれば毎日手をつないで散歩などしてお互いを労わる」。5つ目は「家族生活を常に肯定的に考える」だ。そして「たまには詩集の一節を読むともっと良い」とアドバイスを付け加えた。

幸せな家庭の秘訣は古今東西を問わず同じではないか。「愛·思いやり·献身·尊重」という大切な性質。そして最も重要なのは、それを行動に移す勇気と謙遜さではないかと思う。

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