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人権・同和教育シリーズ245

2026年01月01日

研修を通して考えたい

 昨年7月26日に第20回菊池市人権・同和教育研究大会を開催しました。

 当日の気温は30度を上回る厳しい暑さでしたが、多くの市民の皆さんが参加されました。

 午前中は全体会が行われ、外部講師の講演を録画で視聴しました。講演のあと、各分科会が実施され、それぞれの分科会のテーマに合わせて提案発表がありました。

地域の課題を考える

 10個ある分科会のうち、「地域づくり活動」をテーマにした第1分科会の様子を紹介します。報告者は2名、参加者は160名を超えました。提案内容の概要は次の通りです。

 最初の提案者は、菊池市内の少子高齢化が加速的に進む地域での住民の方たちの困り感、地域をどうつないでいくのかなどの課題を実態調査をもとに提案発表されました。

 二番目の提案者からは校区の見守りパトロールの立ち上げから組織づくりまでの苦労話や活動によって得られた成果を発表されました。

 いずれの発表内容も、地域の人たちが中心となり地域の高齢社会の課題を解決し、地域の皆さんが安心して暮らせる社会づくりについて明確に提案され、充実した協議がなされました。

 参加者からの感想をいくつか紹介します。

  • 菊池市での地域とつながる活動の姿がよく見えました。
  • 若い世代が高齢期を迎える時に、暮らしやすい地域にしていくために、今から支え合える関係、政策等を考えるべきだと実感しました。
  • 地域づくりは、とても大変なときに来ています。それぞれの地域での魅力や課題を中心にすえて取組をすすめて行くべきと感じました。
  • 現実的には、地域に核となる人材がいないと厳しいのではないでしょうか。

 参加者は、自分が住んでいる地域と重ねて聞いておられました。また、自分の住んでいる地域の状況と似ているところがないか考えられたことが伺えます。もし、この研究大会に参加せず、提案発表を聞かなかったら、これらの感想はなかったでしょう。

つながるための研修

 最後に、この人権・同和教育研究大会に初めて参加された方も、たくさんおられました。この研究大会は、人や地域とのつながりを求めて集う大会です。「また参加したいです」という言葉は、私たちの心に大きく響きました。

 これまで参加したことがなかった皆さんも、一年に一度、私たちの身の回りにある課題についてみんなでじっくり考えてみませんか。


文責:地域人権教育指導員 宮川淳一(みやがわじゅんいち)

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