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新菊池人の声

Voices of New Kikuchi Residents

デザイナーと農業の両立が夢でした。菊池の人たちは優しく迎え入れてくれました

2018年03月12日

緒方徹さん・愛美さん

2017年3月 東京都杉並区より移住

おすすめの場所

徹さん:

 菊池中央図書館、菊池川沿いの道

愛美さん:

 田園に沈む夕日が見える南古閑の景色

夫婦で作業をしている様子の写真自宅の2階はデザイン事務所のオフィス。夫婦で作業をしている

 


 


移住したきっかけは?

徹さん:

 熊本市で生まれ、高校卒業後に進学のため上京。都内でデザイナーとして働いていました。仕事は充実していたものの、都会でパソコンに向かい続ける日々に疑問を持ち、緑や自然にふれる時間が欲しくなりました。もともと農業に興味があったので、故郷の熊本で仕事をしようと決意。実は大祖父の墓が西合志にあるので、幼い頃から菊池方面に愛着があったんです。そのため移住先は菊池市に絞り、空き家バンクで物件を探しました。

愛美さん:

 アメリカでイラストレーターとして14年働いていましたが、9.11の同時多発テロをきっかけにパニック障害になってしまいました。生まれも育ちも東京だったのに、帰国後は東京の喧騒でもパニック障害が出てしまう。そんな折に東日本大震災が発生。さらに不安が募り、田舎で暮らしたい気持ちが高まりました。帰国後に出会った夫が移住を希望していたので、熊本へ着いていくことに。アメリカで生活していた経験があったので、知らない土地へ行くことに不安はありませんでした。

農作業をする様子の写真菊池に移住して農作業を開始。自宅の畑でニンニクを栽培している

 


 


生活はどうですか?

徹さん:

 移住後はデザイナーの仕事を継続しつつ、合志市の県農業大学校に通い勉強を始めました。田園の中に佇む日本家屋でデザイナーの仕事をしつつ、夢だった農業もスタート。地域の人間関係が不安でしたが、みんな温かく、とても親切にしてくれます。心配する必要はありませんでした。本当に移住して良かったです。

お気に入りは菊池川沿いの道。朝モヤのなかジョギングすると、心が洗われます。自然とともに生きている実感ができて、毎日が充実しています。

愛美さん:

 イラストレーターとして夫と一緒に仕事をしています。また、JAの女性部に入り、味噌、かきもちなどをメンバーと楽しみながら作っています。菊池の人たちは優しく迎え入れてくれました。新天地でも楽しく生活できています。

実は引っ越すまで、熊本に縁が無かったんです。夫の方言を初めて聞いた時は、どこの外国の言葉かな?と思ったほど馴染みがなくて…。でも、今ではすっかり熊本に染まりました。

ご自宅の前のお二人の写真菊池市の空き家バンクで紹介してもらった、お気に入りの古民家

 


 


移住を考えている人へのメッセージをお願いします。

徹さん:

 菊池は自然に恵まれた場所なのに、不便さを感じない。田舎暮らしと利便性を両立できるバランスの良さも魅力です。悩んでいる人は、まずは一度行動してみてください。自分の目で見てみることで、イメージも掴みやすいです。

愛美さん:

 まずは1回熊本へ、そして菊池に来てみてください。菊池は人が優しく、自然も豊かで、生活しやすいです。実際に移住希望先を体感することで、自分の理想とする場所かどうかわかると思います。

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