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新菊池人の声

Voices of New Kikuchi Residents

菊池の「人」の魅力をもっと知ってほしい

2020年09月14日

佐藤 真介さん

2018年 福岡県より移住。菊池市出身のUターン移住者。

佐藤真介さんの写真

 


 

菊池市おススメのスポットは?

 菊池十八外城を巡るのが好きです。はじめての人が行きやすいのは亀尾城跡ですかね。景色が良くて、近くに水源なんかもあってオススメです。


移住したキッカケを教えてください

 まだ福岡に住んでいた時、『フューチャーラボKIKUCHI』という市主催のまちづくり人財育成セミナーに参加したのがキッカケです。月一回のセミナーに福岡から通っていたんですけど、セミナーを通して「菊池ってこんなに面白い人たちがいたんだ」と思えたことが大きかった。米作り一つをとってもこんなにこだわってやってる人がいるのか、とか。昔住んでいたときには知らなかったことをたくさん知れたんです。

 いずれは菊池に戻って まちづくりに関わる仕事がしたいと思っていたこともあって、フューチャーラボが終わったタイミングでUターンを決意しました。


お仕事は何をされてますか?

 Uターンしてまずチーズ工場で働きはじめました。その後、『きくちふるさと水源交流館』というまちづくりなどを行うNPO法人で働きはじめました。チーズ工場は今も行ってますよ。一日で完成させるいわゆるフレッシュチーズを主に作ってます。チーズ作りも まちづくりも福岡時代の仕事とはまったく違う職種です。どちらも楽しいのでどちらもやっているという感じですかね。

 よく「地方には仕事がない」なんて言葉も聞いたりしますが、そんなことはないと思います。勿論、都市にはあって、地方には無い職種もありますが、「こんな仕事もあるんだ!?」という意外な発見もあると思います。ただ、ネットで広く募集はしていなかったり、知り合いの紹介など潜在的なものが多い。人脈や人とのつながりを作っていけば仕事も探しやすくなると思います。

「きくちふるさと水源交流館」看板の写真

 


 

『きくちふるさと水源交流館』は廃校を活用した まちづくり&グリーンツーリズム拠点施設。体験プログラムの提供の他、宿泊・合宿施設としても人気


まちづくりとは?

 「菊池にはこんな面白い人たちがいるよ」っていうのをどれだけたくさんの人に知ってもらうか、が大切だと思っています。菊池の町は知っていても、人は知らないってケースがとても多い。菊池にはたくさん面白いことをしてる人がいるのに、昔の自分みたいにまず菊池の人間がそれを知らない。これは本当に勿体無いことですよね。

 まちおこしに積極的な移住者の方が何かイベントなどをしようとした時に、如何に地元の人たちを巻き込んでいくか。逆にそれまで地元にあった行事などに如何に移住してきた人たちを溶け込ませるか。そうやって人と人が繋がるキッカケを作っていくことを心がけています。


移住希望者へのアドバイスをお願いします

 移住を検討されている方には、まず菊池の人と知り合ってみてほしいと思います。菊池に来てただ温泉に入って帰るのではなく、せっかく来るのだから楽しみながら菊池の人と交流してみてほしいです。きくちふるさと水源交流館では市民の方も参加される体験イベントを開催したりもしてますので、ご参加いただければ良い交流の場になると思います。

 最近では「水源ソロソロキャンプ」というキャンプイベントを月1回程のペースで開催しています(次回は10月17-18日に開催予定。お申込お問い合わせは下記『きくちふるさと水源交流館』HPまで)。


水源ソロソロキャンプの様子の写真

 


 

きくちふるさと水源交流館のある旧学校グラウンドで開催された6月の水源ソロソロキャンプ。奥の建物は旧校舎


 ソロキャンプは最高ですよ。各自がキャンプ道具を持ってきて、別々にテントを張るんです。ご飯やお酒をみんなでワイワイ楽しんで、疲れてきたら自分のタイミングでテントに戻って一人の時間。市内の方も市外の方も来られますので、気兼ねなく参加してください。

 コロナが落ち着けば他にもフットパス(次回12月5日開催予定)や、子供向け体験も再開しますので、是非お問い合わせいただければと思います。

【 きくちふるさと水源交流館HP: https://suigen.org】


ソロソロキャンプにて。ギターを弾く佐藤さんの写真

 


 

ソロソロキャンプにて。ギターを弾く佐藤さん

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