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菊池市のご紹介

Kikuchi City Introduction

菊池市について

2025年11月19日

はじめに

菊池市の遠景写真

菊池市(人口46,434人〔令和7年4月現在〕)は、熊本県北東部に位置し、八方ヶ岳から鞍岳に連なる山々や、菊池渓谷を源とする清流など、豊かな自然環境に恵まれた地域です。市域には菊池平野が広がり、肥沃な土壌が形成されています。 

主要産業は農林業であり、自然条件を活かした多様な農畜産物が生産されています。なかでも、食味ランキングにおいて11年連続で特A評価を受けたことのある「菊池米」、「菊池水田ごぼう」や「七城メロン」、「旭志牛」などはブランドとして確立され、市内外へ広く流通しています。 

歴史も古く、南北朝時代には菊池一族が隈府を本拠とし、九州中部・北部における南朝方の一大勢力となり、現在でも市内の各所に多くの遺跡が残っています。江戸時代には穀倉地帯として知られ、菊池米は最高級の品質とされ当時の米相場を決定する際の基準とされるなど、良質なコメの集散地である商業都市として発展してきました。

近年は、台湾の大手半導体企業が熊本県内に進出したことにより、人口の社会増がみられています。こうした変化を踏まえゾーニングを行うことで、農地や地域とのバランスを保ちながら、地域開発を促進しています。

そんな菊池市は昔から今のすがただったわけでなく、2005年に1市2町1村が合併し誕生したまちです。

本市には四季と同じように4つの地域があります。ここではそれぞれの地域の魅力をご紹介します。

4つの地域のご紹介

菊池エリア

古くからの城下町としての歴史を持ち、菊池一族ゆかりの国史跡「菊池氏遺跡」をはじめとする多くの文化財が残されています。阿蘇くじゅう国立公園に位置する菊池渓谷や竜門ダムを有する迫間川など自然が豊かな一方で、市街地には市役所や主要な公共施設、商業施設が集積しており、豊かな自然と市街地が調和したまちです。

主なスポット:菊池渓谷・菊池神社・竜門ダム・きくち観光物産館・市民広場・中央図書館

菊池渓谷の写真

七城エリア

歴史をさかのぼること、平安時代、菊池一族が九州一帯を支配していた時、要所に18ヵ所に外城が築かれ、その七つの城に由来して「七城」と呼ばれれるようになったとされています。この地域は、平坦で農業に適した土地が多く、米をはじめとする多様な農産物の生産が盛んです。特に春夏には一面に広がる緑の田園が地域を包み込み、秋には黄金色に輝く稲穂が風に揺れるなど、四季の移ろいを豊かに感じられる美しい農村景観が広がっています。 

主なスポット:七城温泉ドーム・道の駅「七城メロンドーム」・前川水源・七城コスモスブリッジ

メロンドームの写真

泗水エリア

中国思想家・孔子の生誕地との縁から「孔子文化」が息づく地域で、象徴である孔子公園では毎年8月に「しすい孔子公園夏まつり」が開催されます。阿蘇外輪山の伏流水により水辺環境や田園風景が広がり、豊かな自然が暮らしを支える一方、交通利便性からベッドタウンとしての居住ニーズも高まっています。自然と文化、生活環境が調和した魅力ある地域です。 

主なスポット:孔子公園・道の駅泗水「養生市場」・憩いの森公園

孔子公園の写真

旭志エリア

阿蘇外輪山の一つである「鞍岳」があり、古くから畜産業が主体で、「旭志牛」などの特産品があります。また、阿蘇くまもと空港へのアクセスも良く、地理的利点を生かし、工業団地が整備され、農工併進で発展しています。特に、地元区の環境保護活動などの努力もあり、幻想的なホタルの乱舞や地元の川に、錦鯉が泳ぐなど豊かな自然を感じる地域です。

主なスポット:鞍岳・道の駅「旭志村ふれあいセンター」・四季の里 旭志

蛍の写真

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