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埋蔵文化財・文化・歴史

Cultural Heritage, Culture and History

市指定無形民俗文化財「穴川夜神楽」が奉納されました

2024年01月24日

市指定無形民俗文化財「穴川夜神楽」が奉納されました

令和6年1月5日(金)に、菊池市班蛇口の穴川地区に所在する菅原神社にて、市指定無形民俗文化財「穴川夜神楽」が奉納されました。

菅原神社   


 穴川夜神楽は五穀豊穣・国家安寧を祈願するもので、毎年1月5日の夜に行われています。

肥後神楽の系統を汲む舞は十座から構成され、榊の舞、御幣の舞、四剣の舞、二剣の舞、弓の舞、弓剣の舞、練の舞、歌神楽、奉剣の舞、鬼神の舞があり、それぞれが1~4人の舞手で舞われます。400年ほど前、江戸時代から伝承されており、現在も地元の保存会により大事に守り伝えられています。

今年の奉納では、県外に進学した大学生二人による神楽も舞われ、観客から大きな拍手が贈られました。

四剣   


 

四剣の舞

二剣   


 

二剣の舞

弓剣   


 

弓剣の舞


最後に舞われる鬼神の舞では、鬼神が持つ御幣が無病息災のお守りとされており、観客と鬼神の激しい奪い合いが見られます。

鬼神   


 当日は厳しい冷え込みにも関わらず、地元の方々に加えて県内外からたくさんの観客が訪れ、神楽を楽しまれていました。

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