7月25日(金)、菊池市旭志弁利の岩本地区にある菅原神社で、岩本神楽が行われました。今回は夏祭りに際して神楽を奉納するものです。
夏祭りには「茅(ち)の輪くぐり」をまず行います。神社で神事を行った後、男女の列に分かれて、お祓いを受けた後に列を連なって3回輪をくぐります。これまでの穢れを落とし、無病息災を願って行われる慣わしです。
岩本神楽は日本遺産の構成要素の1つでもある肥後神楽系に属します。明治4年(1871)に村民の幸福と豊かな生活を祈願するために、氏子によって第1代目神楽連16名で結成され奉納されたのが始まりであり、150年以上の歴史があります。
当日は神事の後に、11時30分から神楽が2座奉納されました。
岩本神楽保存会で新しく張りなおした胴長太鼓と新調した締太鼓が、荘厳な音を響かせていました。