社会を明るくする運動とは
法務省が主唱する「社会を明るくする運動~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~」は、犯罪や非行の防止とあやまちを犯した人たちの更生について理解を深め、犯罪や非行のない明るい社会を築いていこうとする全国的な運動です。令和7年で75 回目を迎えます。
菊池市では、この運動の趣旨に賛同し、「社会を明るくする運動菊池市推進委員会」を組織し、市民の皆さま方のご協力をいただきながら、市内の全ての地域でこの運動が広がるように取り組んでいます。
法務省ホームページ
https://www.moj.go.jp/hogo1/kouseihogoshinkou/hogo_hogo06.html
「社会を明るくする運動菊池市集会」を開催
今年度は、令和7年7月12日(土)に青少年育成市民会議と共催で、「社会を明るくする運動菊池市集会」を菊池市泗水ホールで開催しました。オープニングは、菊池農業高校太鼓部の力強い演奏を披露していただきました。
社会を明るくする運動菊池市推進委員会副会長による開会宣言の後、内閣総理大臣および熊本県知事からのメッセージ伝達が社会を明るくする運動菊池市推進委員の2名により行われました。
啓発活動の一環として、犯罪や非行のない地域社会づくりについて考えたことなどをテーマに、市内小中学校生および高校生を対象として作文募集を行いました。審査の結果、旭志小学校6年 岩根 よつば(いわね よつば)さん、菊池北中学校3年 牧野 洋一(まきの よういち)さんの作品が最優秀賞を受賞。集会では、岩根さんと牧野さんが作文を発表しました。
記念講演では、自立支援シェアハウスを始め、相談窓口、居場所スペース、緊急シェルター、就労のサポートなど、「親を頼ることができない若者たち」を幅広く支援されている、認定NPO法人トナリビト代表理事の山下 祈恵(やました きえ)氏に「自分は愛されるために生まれてきた!すべての子ども・若者がそう思える社会へ~若者支援の現場から~」と題してご講演いただきました。日ごろの生活では気づかないような現状を知り、自分や地域を見つめ直す良い機会になったとの感想が多数寄せられました。
今年も市内3校の高校生ボランティアの皆さんに、司会進行や手話通訳、ステージ運営にご協力いただく中、多くの皆さまにご参加があり、大変充実した集会を開催することができました。
ご協力、ご参加いただいた皆さま、大変ありがとうございました。
今後も、市民の皆さまと協力し、犯罪や非行のない安心安全な暮らしを叶えるため、より一層活動に取り組んでまいります。
社会を明るくする運動菊池市推進委員会
菊池市青少年育成市民会議