社会を明るくする運動とは
法務省が主唱する「社会を明るくする運動~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~」は、犯罪や非行の防止とあやまちを犯した人たちの更生について理解を深め、犯罪や非行のない明るい社会を築いていこうとする全国的な運動です。令和6年で74 回目を迎えます。
菊池市では、この運動の趣旨に賛同し、「社会を明るくする運動菊池市推進委員会」を組織し、市民の皆さま方のご協力をいただきながら、市内の全ての地域でこの運動が広がるように取り組んでいます。
法務省ホームページ
https://www.moj.go.jp/hogo1/kouseihogoshinkou/hogo_hogo06.html
「社会を明るくする運動菊池市集会」を開催
今年度は、令和6年7月13日(土)に青少年育成市民会議と共催で、「社会を明るくする運動菊池市集会」を菊池市文化会館大ホールで開催しました。オープニングは、菊池農業高校太鼓部の力強い演奏で花を添えていただきました。
社会を明るくする運動菊池市推進委員会副会長による開会宣言の後、内閣総理大臣および熊本県知事からのメッセージ伝達が社会を明るくする運動菊池市推進委員の2名により行われました。
啓発活動の一環として、犯罪や非行のない地域社会づくりについて考えたことなどをテーマに、市内小中学校生および高校生を対象として作文募集を行いました。審査の結果、隈府小学校6年 末田 風和(すえだ ふうわ)さん、泗水中学校3年 吉岡 澪那(よしおか みおな)さん、菊池女子高等学校2年 福嶋 明日香(ふくしま あすか)さんの作品が最優秀賞を受賞しました。集会では、末田さんと福嶋さんが作文を発表しました。
記念講演では、犯罪をした人や非行のある少年の再犯、再非行を防ぎ、改善更生を図るために日々業務にあたられている、熊本県保護観察所長の冨田 義弘(とみた よしひろ)氏に「更生保護のしくみと支える人々(地域の力)」と題してご講演いただきました。保護司や更生保護の仕組みについて理解し、自分や地域を見つめ直す良い機会になったとの感想が多数寄せられました。
今年も多くの皆さまにご参加いただき、大変充実した集会を開催することができました。
市内3校の高校生ボランティアの皆さんにも、司会進行や手話通訳、ステージ運営にご協力いただきました。集会に参加した皆さまからは、「高校生の活躍が素晴らしい」、「高校生が中心となって進める姿が頼もしく感じた」等、大変好評でした。
今後も、市民の皆さまと協力し、犯罪や非行のない安心安全な暮らしをかなえるため、より一層活動に取り組んでまいります。
社会を明るくする運動菊池市推進委員会
菊池市青少年育成市民会議