令和4年2月14日に開催された、つなぐ棚田遺産選定委員会において、全国271の棚田が「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」として選定され、本市からは、佐野棚田(佐野集落協定)と滝棚田(滝集落協定)が認証されました。
左から、池田佐野集落協定代表、川原田滝集落協定代表、江頭菊池市長
佐野棚田佐野棚田がある佐野集落は、平成28年熊本地震により大きな被害を受けましたが、その際のボランティア活動をきっかけとして熊本大学との交流が続いており、熊本大学生と中山間地農業における理解を深める活動や小学生を対象とした農業体験等を通じて地域振興を図られています。
地域住民と熊本大学生との種まきの様子
滝棚田滝棚田がある滝集落は、高付加価値型農業を目指し、滝集落の景観と菊池渓谷を源とした清らかな水から生まれるコメのブランド化を進めるために、棚田と集落内に位置する産さん滝の絵入りのコメ袋を作成し、消費宣伝を図られています。
また、今後の生産基盤の維持として農業機械の共同化や滝集落で経営されているカフェと協力し、集落外から若手農業者の就農の支援を行われています。
滝棚田全景
関連リンクつなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~の選定について(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/nousin/tanada/sentei.html