令和3年5月27日(木)に、第34回特用林産功労者表彰があり、熊本県からは桟敷野照男(さじきのてるお)さん(鳳来区)が受賞され、令和3年10月25日(月)開催の「原木椎茸こだわり会」総会において、熊本県林業振興課山下課長より賞状の伝達式がありました。
この賞は、特用林産の振興のために献身的な活動を続け、その功績が特に顕著で優秀な個人又は団体に贈られます。
桟敷野さんは、長年にわたり、原木椎茸の栽培に従事され、乾燥椎茸の生産や若手後継者の育成等にもご尽力されております。
また、平成8年には「原木椎茸こだわり会」の設立に参画され、幻の椎茸204という希少品種を全国で唯一栽培を復活させ、「黒香」として販売し菊池市の特産品として販路拡大にも力を入れてこられました。
ここ5年間の乾燥椎茸生産量も平均1,50kg/年を超えており、「熊本県生しいたけ品評会(熊本県椎茸農業協同組合)」では、常に上位に入賞されている等、林産物振興に貢献する取り組みが評価されています。
また、この受賞報告を兼ねて江頭市長へ表敬訪問をされ、市長はこれまでの取り組みに対する称賛と更なる活躍を期待して激励の言葉をおくられました。