スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)は、近年の温暖化傾向により、その個体数が増加し、適切な防除を講じなかった水田では、移植直後の苗が食害される被害が多く確認されています。
水稲栽培におけるスクミリンゴガイによる被害防止は、水田内とその用水路等における発生状況に応 じた防除対策が必要であり、特に冬季の防除対策が有効です。
気象庁の発表では本年の冬期(令和6年 12 月~令和7年2月)の気温は平年並みと予想されているこ とから、スクミリンゴガイが発生している地域では、冬季の防除対策を効率的に行うことが可能です。
また、スクミリンゴガイは、一旦水田や用水路等に侵入すると、その根絶は非常に困難となることか ら、除草を目的とする放飼等、未発生地域への人為的な持ち込みを行わないことが必要です。
つきましては、農林水産省ホームページに掲載されている被害防止対策資料を参考にしていただき、防除対策を講じていいただきますようよろしくお願いします。