歯があっても噛めないとは ?
高齢になると、歯の減少だけでなく、唇・ほお・舌の筋力の低下によって咀嚼(そしゃく)力が低下します。
口の役割をモチつきに例えると、上の歯が「きね」、下の歯が「うす」であり、上下の歯だけでは、モチが広がってしまいます。相方としてモチを返す役割を果たすのが舌やほおです。これらが噛むたびに食べ物を歯の上にのせることで、細かく粉砕できます。加齢や顔のマヒ、舌の手術などで筋力が低下すると、歯が全部そろっていても、食べ物が歯からこぼれ落ちて、うまく噛めなくなります。
歯も大事ですが、唇やほお、舌の筋力が食べる力を支えているのです。

