現在、菊池市では581橋の橋りょうと7本のトンネルを管理しています。その多くが1960~1980年代に建設されたものであり、10年後には全体の約半数が建設から50年以上経過したものになってしまいます。既に古い橋ほど損傷が現れ始めており、このまま老朽化が一斉に進んでしまうと、大規模な架け替えや改修工事などが集中してしまい膨大な財政負担をかけてしまうことが予想されます。
このことから、計画的な修繕を行うことで橋りょうとトンネルの長寿命化を図り維持管理費用の縮減、道路網の安全性の確保などを目的とした「橋りょう長寿命化修繕計画」と「トンネル長寿命化修繕計画」を策定しています。