菊池市は「SDGs未来都市」に選定されました
菊池市は、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて、優れた取組を提案する自治体として、国(内閣府)から「SDGs未来都市」に選定されました。令和3年5月21日に選定された自治体に対しオンラインによる「SDGs未来都市」選定証授与式が開催され、菅内閣総理大臣、坂本地方創生担当大臣から祝意メッセージが送られました。
「SDGs未来都市」は、国(内閣府)が、SDGsの達成に向けて優れた取組を提案する地方公共団体を、毎年30団体程度選定するもので、平成30年度から令和2年度までに全国で93の都市が選定されています。熊本県内では、過去に小国町、熊本市、水俣市がSDGs未来都市に選定されており、今回、県内からは、菊池市と山都町が選定されました。
人口減少や少子高齢化の著しい進行により、社会や経済のあらゆる面への深刻な影響が想定される中、このような時代の変化に適切に対応するため、持続可能な社会の実現に向けた取組が求められています。
菊池市では、里山の恵みに人々が集い、農家・ITベンチャー・学術機関などの様々な人同士が繋がることを通じて、カーボンニュートラルや地域の活性化を実現を図ります。また、そこに新たな地方ビジネスや多分野の人の交流が生まれ、さらにこれが相互に循環することで、自立発展し続けるまちを目指します。
SDGs未来都市計画
SDGs未来都市に選定された自治体では、国と連携しながら、提案内容を具体化した、3年間の「SDGs未来都市計画」を策定・実施することとなっています。
菊池市では、令和3年(2021年)8月に「菊池市SDGs未来都市計画(第1期計画)」を策定しました。
※計画期間:令和3年度から令和5年度
第1期計画の計画期間終了に伴い、第1期計画をベースとした「菊池市SDGs未来都市計画(第2期計画)」を策定しました。
※計画期間:令和6年度から令和8年度
SDGs
SDGsとは
SDGs(エス・ディー・ジーズ:持続可能な開発目標)とは、2015年9月の国連サミットで全加盟国の採択を受けた国際目標です。「持続可能な開発目標」を意味する「Sustainable Development Goals(サスティナブル・ディベロップメント・ゴールズ)」の略称です。次世代に引き継ぐための将来像を17の目標で表しています。
SDGs未来都市とは
SDGsの理念に沿った基本的・総合的取組を推進しようとする都市・地域の中から、特に、経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市・地域として選定されるものです。