災害時、高齢者や障がいのある人にとっては、情報の入手や避難行動等が困難なことが多く、通常よりも大きな被害を受けることが想定されます。過去の大震災等でも犠牲の大半は、援護等が必要な高齢者や障がいのある人といった「災害時要援護者」でした。避難行動や、避難所における生活に支障がある災害時要援護者を大規模災害から守り、被害を最小限にくい止めることは極めて重要な課題です。
本市では、災害時要援護者の避難体制整備を目的に、災害時要援護者の支援対策について総括的に取りまとめた「菊池市災害時要援護者支援計画」を平成20年度に策定し、適宜内容の更新を行っていたところですが、令和5年3月に計画の改定を行いましたので公表します。
本計画は、市の防災に関する上位計画である「地域防災計画」に基づき作成したもので、地域防災計画や避難所運営マニュアル、福祉避難所運営マニュアル等と整合性を図るものとします。
また、地域住民や民生委員・児童委員、社会福祉協議会、ケアマネジャー、警察、消防、福祉関係者等と行政が協働し、従来の行政の役割に加え、きめ細やかな活動を行うことにより要援護者や避難支援者への情報伝達等、各種避難体制整備や支援対策を進めていきます。
菊池市災害時要援護者支援計画
![]() | <計画全データ> 菊池市災害時要援護者支援計画(R5年3月改定)(PDF 約963KB) <計画目次> 第1章 菊池市災害時要援護者支援計画について 第2章 災害予防対策(平常時の対策) 第3章 災害時要援護者自身の備え 第4章 災害時要援護者避難支援計画(個別避難計画) 第5章 災害予防対策(事前予防、災害発生時の対策) 第6章 避難所の整備 |