藤田区自主防災会が2月21 日に東京都で開催された消防庁主催の「第29 回防災まちづくり大賞」の表彰式に参加し、日本防火・防災協会長賞を受賞しました。県内で唯一の受賞です。
防災まちづくり大賞とは
消防庁が地域に根差した団体や組織など、多様な主体における防災に関する優れた取り組みや、防災・減災、防火に関する幅広い視点からの効果的な取り組みを表彰し、広く全国に紹介することにより、地域における災害に強い安全なまちづくりの一層の推進に資することを目的として平成8年度から実施しています。
受賞内容(取組内容)
自主防災組織による地域特性に応じた避難の取り組み
(1)災害種別に応じた避難場所の確保と訓練の継続的な実施
自主防災組織の設立(平成26 年)後、毎年3月に避難訓練を開催し、その訓練は熊本地震の際にも大いに役立ちました。
また、地区の避難場所となる公民館が大雨時の最大想定規模浸水深で浸水域に位置しているということが判明したことから、災害の種類に応じた避難場所を設定し、令和5年の訓練から地区内の浸水域外高所にある民家に分散避難する訓練を実施しています。
(2)藤田区内の河川に監視カメラの設置
区内の中心を流れる河川3カ所に監視カメラを設置し、その水位画像を住民のスマートフォンに共有することで、非常時の避難の目安として活用されています。
その他
3月4日(火)17 時に藤田区自主防災会が市長に受賞報告をします。
報道資料
藤田区自主防災会が日本防火・防災協会長賞を受賞しました(PDF 約147KB)
本件に関する問い合わせ先
菊池市役所防災交通課
課長:楠田 担当:米村
TEL:0968(25)7203 FAX:0968(24)7222 MAIL:anzen@city.kikuchi.lg.jp