菊池市の公立保育園において、職員が保育中に園児(未満児)を骨折させる事故が発生しましたのでお知らせします。
再発防止策を講じるとともに、保育園職員一人一人が菊池市の公立保育園職員としての自覚を持ち、園児を安心して預けられる保育園を目指して、取り組んでまいります。
経緯
7月4日、職員が園児を抱きかかえたまま仕切りサークルを跨いだ際に転倒し、園児の足首上部の骨2本を骨折させた。
また、職員は園児が骨折したことに気が付かなかったため、保護者が迎えに来られた際に、転倒した旨を伝えないまま園児を帰してしまった。
帰宅後、園児がいつまでも泣き止まずにおり、保護者が足首の異変に気付き病院を受診した際に骨折が判明し、翌日保護者からの連絡により公立保育園側は事実を確認した。
発生原因
職員が園児を抱きかかえたまま仕切りサークルを跨いだ際に、服が仕切りサークルに引っ掛かってバランスを崩して転倒し、抱いていた園児の足首を骨折させた。
発生後の対応
転倒時は、園児の頭部が床にぶつからないように職員がカバーしており、他の職員1人も目撃していた。
転倒後は、園児の頭部に打撲がないことを確認したものの、全身の確認ができていなかった。
翌日保護者からの連絡後、その日の夕方に園児宅に伺い園長以下職員が謝罪を行った。
その後、数度自宅を訪問し、謝罪をするとともに園児の状況などを聞き取った。
また、7月12日には、緊急の保護者会を開催し、経緯を報告して謝罪および再発防止策の報告を行った。
再発防止策
仕切りサークルなどは手で開いて移動する。
何かあったときは、園児の全身を必ずチェックするとともに、個人で判断せずに上司に報告し、緊急の場合は病院へ連れて行くなど対応するとともに、情報は必ず職員間で共有する。
子どもの様子がいつもと異なるとき、ケガや病気の可能性があると思われるときも、必ず保護者に伝えるようにする。
報道資料
(プレスリリース)保育園での事故について(PDF 約41KB)
お問い合わせ先
健康福祉部 中尾 TEL:0968-25-7214
配信元
菊池市役所 市長公室 広報交流係 TEL:0968-25-7252