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新菊池人の声

Voices of New Kikuchi Residents

お店の開店に向けて改装作業を進めています

2019年04月02日

高武 美咲さん、ティスタレッリ・フランチェスコさん

2018年6月 熊本県山鹿市より移住

ご夫妻の写真

 


 


おすすめの場所

美咲さん:

 龍門ダムや、城山公園

フランチェスコさん:

 鞍岳。正月に家族で登りました。寒くてきつかったけれど、最高の景色を楽しめました。

移住したきっかけは?

美咲さん:

 私は熊本県出身です。地元の大学を卒業後に料理の道に進み、イタリアで修業。夫と出会い結婚もしました。でも、子育ては日本でしたいと思い、熊本に戻ってきました。そして、新居とイタリア料理店を出す物件を探そうと。

フランチェスコさん:

 イタリア時代は料理の仕事をしていました。でも、自然を相手にする職に憧れていたので、山鹿に住んでから林業の仕事を探しました。でも、言葉もわからないし、なかなか仕事は見つからない。そんななか、菊池市の旭志にある会社が受け入れてくれて、働くことになりました。

美咲さん:

 夫が菊池で働き始めたので、菊池の空き家バンクで物件を探しました。そこで住居兼店舗として最適な物件が見つかって。のどかな自然に囲まれた、昔ながらの集落にある古民家で、とても気に入ってます。

改装中のご自宅の写真

 


 

自宅の一部を店舗に改装中。床は張替え予定だったが、古い板の雰囲気が気に入りそのまま使用することに


生活はどうですか?

美咲さん:

 住んでいる地区は十数軒だけの小さな集落。人の距離が近いから、みんなが知り合いですね。地域の人は子どもを可愛がってくれるし、みんな優しく迎え入れてくれました。

 自然に恵まれた場所なのに、車で少し走れば中心街の隈府に出れます。田舎だけど不便さは感じません。田舎暮らしと利便性を両立できるバランスの良さも、菊池の魅力です。

フランチェスコさん:

 林業の仕事で、県内各地の山で測量や森林の管理、伐採などをしています。実は林業の大会に出場して、新人の伐採部門で一番になりました。会社の人は根気よく言葉も仕事も教えてくれるので勉強になります。今は林業が楽しくてしょうがない。菊池の新生活は充実しています。

手造りのピザ窯の写真

 


 

フランチェスコさん手造りのピザ釜


イタリア料理店を出されるということでしたが?

美咲さん:

 今、お店の開店に向けて改装作業を進めています。今まで料理のことを中心に考えていたので、イチからのお店づくりは初体験。大変だけど面白いです。

 店名は「Ristorante due mamme」です。イタリア語で「2人のお母さん」って意味です。

 菊池は野菜も肉も水も美味しいので、料理を提供する場所としても魅力的です。イタリアのおうちに招かれて食べるような、マンマが作る料理を出したいです。2019年5月頃の開店を目指して頑張ってます。

移住を考えている人へのメッセージをお願いします。

フランチェスコさん:

 私の地元はイタリアでも田舎の方。キャンディワインの産地の山間部で、山歩きが好きでした。菊池は故郷を思わせる懐かしさを感じます。菊池の人はとても親切。外から来た人を受け入れてくれるので過ごしやすいです。菊池に来てよかった。

美咲さん:

 悩んでいる人は、まず一度行動してみてください。自分の目で見てみることで、生活のイメージが掴みやすくなると思います。私は、物件を決める前に何度も足を運び、地域の人とも交流しました。周りの人と仲良くできるかどうかも大事だと思います。

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