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学校ブログ

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第64回菊池桜マラソンが行われました

記事登録日:2019年3月31日

いよいよ今日で、今年度も終わりです。そんな今日、標記マラソン大会が菊池市で行われました。この大会が実施されることは知っていましたが、この大会に本校の子どもたちが参加するのかどうかはわかりませんでした。そんな過日のことでした。朝、いつものように、学校南のフェンス外の道路を掃いていますと、2年生の女の子が二人、私のところに来て、「今度、菊池桜マラソンに出ます」と話してくれました。初めての挑戦だそうです。2年生にとっての3kmは、かなりきついと思いますが、このように、自ら機会を見つけて未知の領域に挑戦することはとても意味のあることだと思います。しかし、そのためには「そのことに備えた努力」も必要です。私は、何度か、運動場で、朝の時間などに2人で走っている姿を見ていました。こんなことこそがとても大切なことだと思います。

ですから、私は、「ぜひ、応援してあげたい」と思い、本日、「菊池桜マラソン」に出かけました。小学生の部の号砲は、午前9時45分となっていましたので、午前8時50分ころ、学校を出ました。大会が行われている場所まで学校から約2.8kmでしたので歩いていくことにしました。

会場には、午前9時20分ころにつきました。会場は、大勢の参加者や応援の方々でいっぱいでした。私は、会場を見て回りながら、2年生の女の子を探しました。すると、3kmコースの子どもたちが集まる場所にいました。

走る前の二人の女の子


天気はまずまずでしたが、花冷えの寒さを感じました。笑顔で挨拶をしてくれましたが、笑顔の中にも緊張感がみてとれました。「自分のペースでいいんだよ」、そんなことを私は伝えました。

号砲前、子どもたちは出発場所に集合しました。すると、なんと、その他にも本校の子どもたちが4名いました。クラブチーム(サッカー)のみんなと参加しているようでした。気づかずに申し訳なかったのですが、みんな、挨拶と笑顔をくれました。

本校の子どもたちの笑顔


それからしばらくして、3kmコースの号砲がなりました。今年度の小学生の参加者は、170名ほどとのことでした。みんな一人一人、自分の目標をもって臨んでいると思います。「頑張れみんな」。

10分過ぎると、子どもたちが帰ってきました。それぞれ、ゴールしていきます。本校の子どもたちも全員ゴールすることができました。よくできたところ(成果)もあるでしょう。もう少しだった(課題)もあったかもしれません。いずれにしても、貴重な経験をしたことに変わりはありません。このようなチャレンジは、今後の自分の力、自分を支える力となります。みんなよく頑張りました。お疲れ様でした。また、子どもたちを応援していただきました、保護者・ご家族の皆様もいつもありがとございます。

ゴールして1


ゴールして2


 




色があるがよい?無いがよい?

記事登録日:2019年3月29日

今日、このブログを書いているのは、午後の2時です。子どもたちがいる日ならば、昼休みが終わり掃除をやっている時刻ですが、春休みなので、子どもたちの声はありません。天気がよいので校長室の窓を開けていますが、鳥のさえずりも今のところ聴こえてきません。時々は、鳥の鳴き声が聴こえることもあり、そんなときは、また違った風情をかんじます。

そんな感じの今日なのですが、ちょうど校長室外に、一本の鮮やかな花をつけた木があります。なんといったらよいのでしょう。色鮮やかです。日に日にその色が濃くなっているのがわかります。今日は、本当にその色がピークではないかとさえ感じています。花にとって、「色」があることはやはり意味のあることだと思います。色がなければ、その木は、こんな風です。

花をつけた木


どこが、枝やらどこが花やらよくわかりません。よくよく見ると、枝と花の違いを知ることはできます。それが、色があると、こんな風です。

花をつけた木2


なんと鮮やかなことでしょう。日に照らされた本物をみると、写真以上に鮮やかです。やはり「色」があるというのはすてきなことです。

もう一つ。これは、前校長先生から譲っていただいたものです。一年前は、花をしっかりと咲かせていました。その後、落花し、葉も日を追うごとに、一枚、また、一枚と枯れていきました。一時期、「葉」の数は数えるほどになっていました。それでも、水は定期的にやり続けていました。そして、今年の春です。2週間前くらいからでしょうか?花のつぼみが生まれ、つぼみが花へと変化し開花したではありませんか。その後は、後から後から花が開いて今は、40ほどの花が開いています。それは、それは見事です。これも、写真におさめました。色がない(モノクロだ)とこんな風です。

モノクロ花1


おやおや、色がない(モノクロな)のですが、なんとなく風情があるように感じます。私だけでしょうか?色があるとこんな風です。

花2


やはり、そこには、「色があるよさ」がみてとれます。しかし、色がなくても、そこにも良さがあるような気がします。色がないからこそ、想像する世界が広がるようにも感じます。実は、私、最近では、子どもたちをよく、モノクロで撮影します。子どもたちは、「カラーがいい」「色なし(モノクロ)は、むかしみたい」というのですが、モノクロで撮影した子どもたちの姿は、色がないだけに、「『らしさ(個性)』そのもののすばらしさ」が写しだされているように思えてしかたありません。

どうでしょう。

モノクロの中に






 




退任式が終わりました

記事登録日:2019年3月28日

本日(28日)午前8時50分から本校の退任式でした。本校は、今年度2名の先生が退職と異動となりました。ご退職の先生は、本日のご出席がむずかしいとのことでしたので、過日、1年〜5年生の修了式の日に退任のご挨拶をいただきました。これまで、学校図書館の運営、読書活動の推進にご尽力をいただきましたので、本当にさびしく思いました。 このようなこともあり、本日の退任式では、特別支援教育員の先生お一人の退任式となりました。詳しくは、学校だより127号をご覧いただければと思います。先生のご挨拶の中で、「手のひらを太陽に」の歌詞を引用され、「そこに書かれている生き物は、みんな小さな生き物です。小さな命であっても大切な命です」という話をされ、命を大切にすることを伝えていただきました。このことが、先生が、これまでの本校での勤務の2年間、一番大切にしてこられたことで、伝えられたいことだと感じることができました。子どもたち、一生懸命にきいていました。「送ることば」を5年生の小田健慎さんが言ってくれました。心のこもった言葉でした。遠くから写真をとっていた私にも、健慎さんが、涙ぐんでいるのがわかりました。これまでのいろんなことを思い出しながら語ってくれたのだと思います。

退任式が終わり会場を後にされる時、子どもたちが、花道を作り送り出してくれました。一年生は、大きな声で「一年間ありがとうございました」という言葉を伝えていました。

退任式の様子



お礼の言葉の様子



花道を去られる時の様子


退任式が終わり、校長室で先生としばらく話をした後、先生は、担当された「さくら学級」へ行かれました。そこでも、子どもたちとのお別れがあったようです。それから、また、校長室へと帰ってこられました。しばらくして、お世話になった方々のところへ挨拶に伺う時刻になりましたので、「それでは、でかけましょうか」と動き出そうとしたときです。6年生の子どもたち(卒業生)がやってきました。それから、先生を囲むようにしてお礼の言葉を伝えていました。先生は、その言葉にこたえるように、「みなさん、自分らしくしっかりと歩んでいってください」といったことを話されました。6年生(卒業生)、本当になかまとしてすばらしい成長を見せてくれました。こんな姿を本当にうれしく思います。

6年生といっしょに


6年生が帰っていくとき、ふと、振り向くと、そこには5年生の姿がありました。先生には、さくら学級を中心に学習に入っていただいていたのですが、他の学年にも、子どもたちのよりよい成長のための支援をしていただくことを目的として入っていただいていました。そんな中、5年生だけが、今まで先生と一緒に学習の時間を過ごすことがありませんでした。5年生の中には、「先生と一緒に勉強したかった」と言っていた子がいることも知っていました。5年生は、ここで多くを語ることはありませんでしたが、おそらく、「先生がもっといてくれて、いっしょに学ぶことができたらよかったなあ」と心の中で語っていることがみんなの姿からもわかりました。先生にも、このことはしっかりと伝わったように感じています。5年生は5名と少ないのですが、本校のリーダーとしてやってくれます。そんな5年生です。

5年生と一緒の写真


先生、これまでの2年間、本当にありがとうございました。お体に気をつけられ、次の地でも頑張ってください。また、お会いできる日を楽しみにしています。





今年度最後の校長室前掲示写真から

記事登録日:2019年3月27日

今年度も残すところ今日を入れて5日となりました。校長室前には、ほぼ毎週6枚(各A4サイズ)ずつ、素敵な子どもたちの写真を掲示しています。写真は、その時の一瞬の姿を映します。、同じ姿は、二度とありません。ですから、私には、その「一瞬」がとても大切です。そんな一瞬をとどめたい(とどめておきたい)との一心から写真を撮らせてもらっています。ここでは、今年度最後に校長室前に掲示した写真の中から3点をご紹介します。

ここ菊池市においては、教育委員会主催によります「森の通学合宿」という取組があります。これは、市内の小学4年生を対象として、5日間、菊池少年自然の家に宿泊しながら、学校に通うという経験をするものです。本校からも4名が参加しました。期間中は、子どもたち、親元をはなれて随分さみしい思いもしたようですが、日を経るごとにたくましく成長し、最後の日には、「もっと、(自然の家で)過ごしたい」という声も聞かれました。そこでお世話になった先生が、後日、参加した子どもたちにアンケートを取るために昼休み本校に来られました。子どもたちは大喜び。アンケートの後、その先生に、「できれば子どもたちと遊んでいってください。みんな喜ぶと思います」とお願いしました。快諾していただき、外で、子どもたちと一緒に過ごしていただきました。「森の通学合宿」に参加した子どもたちはもちろん、そうでなかった子どもや他の学年の子どもたちも一緒になって楽しいひと時をすごしていました。写真は、そんな楽しいひと時を終え、いよいよその先生とお別れというときの様子です。子どもたちの表情も様々ですが、どことなく名残惜しそうです。たのしいひと時をありがとうございました。

少年自然の家の先生との楽しいひと時


本校は65名という小規模校です。転校してくる児童となると多くはありませんが、今年度は2名の子が転校で本校に来てくれました。うれしい限りです。子どもたちにとって、晴れた日の休み時間は、外で遊ぶ、とっておきの時間となります。本校児童は、学年問わず、男女問わず、みんなで楽しく遊びます。時には、クラス単位で遊ぶことありますが、たいていは、自分がやりたい遊びを楽しんでいます。本校に転校してきてくれた子も、外遊びが大好きなようです。友達といろんな遊びを楽しんでくれていますが、この日は、こんな風に友達とドッジビーなげを楽しんでいました。このドッジビー、投げるのが簡単そうに見えますが、なかなか難しいのです。ですが、ナイスプレー。かっこよく飛びました。ん、飛んできた?私の方へ。よけなくっちゃ!!

ドッジビー写真


過日のことです。低学年の子の下校を正門でお見送りすることにしました。「さようなら」「さようなら」「さようなら」「さようなら」と。そのうち、ある子が私の手を握り、「一緒に帰ろう」と誘うのです。ですから、私、子どもといっしょに「下校」することにしました。手をつないで。楽しいものです。途中、「歩こう、歩こう、私は元気〜」などと歌を歌ったり、「へえ・・・・なんだ」などと話をしたりして。花を摘む子もいました。そんな子どもたちの下校の様子を見ていると、私たちが小学校だったころとちっとも変わらないような気がします。笑顔もたくさんです。30分ほど一緒に歩いたでしょうか?そこで、みんなとお別れをして、私は、また学校へと戻って行きました。何とも言えずさわやかな気持ちになっている自分に気づきました。

みんなと下校の写真





 




春休み、子どもたちに出会いました

記事登録日:2019年3月26日

本校では、23日から春休みに入っています。4月7日(日)までが春休みですから16日間の春休みとなります。夏休みもそうですが、これらの長い休みになると、子どもたちの姿を見かけることが少なくなります。本校は、65名の児童数ですのでなおさらです。やはり、子どもたちの姿が見えたり、声が聞こえたりしないとさびしいものです。

春ですから、学校でもいろんな花が咲いています。特に、来客玄関前や児童玄関前、中庭、いろんなところに花が咲いています。校舎内にも、花瓶に入った花が、校舎内を明るくしてくれています。

この写真は、来客玄関前のミニ花壇に咲いている花々です。チューリップは、今、まさに満開です。

花の写真


さて、このように花々は、学校を賑やか(すてき)にしてくれているのですが、前述のとおり、「子どもたちの姿がなく、声がきこえない」と、学校はさびしいのです。そんな今日の午後3時前のことでいした。なにやら、正面玄関付近がにぎやかになってきました。声から本校の子どもたちであることがわかりました。私は、やらなくてはならない仕事があったのでしばらくその声を聞いているだけでした。すると、子どもたちの声は運動場の方に遠ざかっていきました。それから、15分、20分くらいしてからでしょうか?また、子どもたちの声が聞こえてきました。運動場でひと遊びした後、職員室の先生方と話をしているようでした。そのころには、仕事もひと段落したので、私も、職員室に行き、子どもたちと話をしました。数分間ですが、楽しい時間でした。少し遅れてきた子たちもいました。いまから帰るのでしょうか?面白い恰好の子もいます。そんな姿に「子どもたちの春休み」を感じました。思わず笑みがこぼれます。

帰っていく子


帰っていく子2


「さよなら」を言ってみんな帰っていきました。と、思ったのですが、そうではありませんでした。玄関に出てみると、何やらまだ子どもたちの声がします。実は、隣の戸崎支館という公民館でまだ、みんなで楽しく遊んでいるではありませんか?みんななかよく遊んでいます。子どもたちがこんなふうにみんなで楽しくいてくれることは本当に幸せなことだと、子どもたちの様子を見ながらそう思いました。

戸崎支館で遊ぶ子どもたちの写真






 




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