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学校ブログ

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授業の時の子どもたちの机上

記事登録日:2018年6月29日

今日は、朝の1時間目に2年生の授業、3時間目に3,4年生(複式)の算数の授業を見せてもらいました。どちらのクラスも一生懸命に学習に取り組んでいました。私は、「字は心」だと思っていますので、子どもたちには、「字」を大切にし、いつも丁寧な字を書いてほしいなと思っています。そのうえで、子どもたちの「字」を見ると、その子の授業に対する「気持ち・態度・関心・意欲」などが見えます。それは、おおむね、間違っていないように思います。「上手に書くということではありません。丁寧に書く」ということです。最初の写真は、少しわかりにくいのですが、一生懸命に「丁寧な字」で書いている子どもの姿です。加えて、写真を撮らせてもらったのは、机上の道具がきちんと整えられていることもありました。「字」と同様に、「机上を整理しておく」ことも、学習に臨む姿勢を知る一つの手がかりになると私は思っています。整理された机上に丁寧な字、これは、おそらく密接な関係があるといえなくもないように思います。さて、2年生の授業の後は、3時間目に3,4年生の授業を見にいきました。クラスに入ると、入り口側に、4年生がいます。まず、目に入ってきたのが、写真の通り、「整理された机上の学習道具」です。4年生は、全員、机上の道具が、整えられていました。その後の、授業に取り組み姿勢、どんなだったと思われますか?私の見た限りでは、とてもすばらしい学習態度でした。複式ですから、担任がつかない時間があります。そんなときも、時間を無駄にしたり、遊んだりする姿はありませんでした。みんな一生懸命に学習に臨んでいました。

「丁寧な字」と「整えられた机上」は、「学習効果(成果)」とつながっています。

丁寧な字を書く様子の写真整えられた机上


 


 



 




一本の傘

記事登録日:2018年6月28日


 今日、朝、定刻となりましたので、私は、交通指導と挨拶運動に向かいました。国道325号線は、やはり危険な個所です。近くまでいきますと、横断歩道のところで、車が2台止まっていました。運転手の方が2名、そこで何やら話をされている様子から、接触事故を起こされたのだろうと思いました。止めておられる車の場所は、子どもたちが横断歩道に向けてやってくる歩道に1台、そして、渡る場所の横断歩道のすぐ前に1台。私は、車を動かしていただくことは難しいと思いましたので、子どもたちが安全に渡れるようにと誘導したり、横断旗を掲げて、横断させたりしました。今日の、交通指導は、このような場面となりました。やはり、十分に注意して渡らないと危ない場所だなとあらためて感じました。

子どもたちの交通指導を終え、私は、別の登校班がやってくる場所へと向かいました。いつもは、間に合わないこともあるのですが、今日は、まだ、その登校班はやってきていないようです。一人の1年生の男の子が、班のみんながくるのを自宅前でまっていました。その子と話をしていると、雨が降り出しました。男の子は、「傘」を持っていなかったので、お家に取りに行きました。しばらくすると中から、お父様がその男の子に傘を渡されました。私には、男の子に傘を渡される手しか見えていませんでしたが声の様子からお父様だろうと思いました。渡された後、いったんドアが閉まりました。すると、すぐにまたドアが開きました。お父様は、一本の傘を手に持たれています。そして私の方へと近づいてこられます。それから、「校長先生、どうぞ」と、その傘を差しだされました。私には、お父さんの声と手しか見えていませんでしたが、お父様は、おそらく私のいるのが分かっていらっしゃったようです。私が、傘を持っていないことも。本当にうれしく思いました。お礼を述べ、傘をさし、合流した子どもたち(班)と一緒に学校へと向かいました。

「一本の傘」を貸していただいた今日の朝の出来事でした。あたたかな心をいただきました。ありがとうございました。

一本のかさの写真


 


 




6年生、ありがとう、きれいにしてくれて

記事登録日:2018年6月27日

本日(27日)朝のことでした。校長室が、とてもきれいに整理されていて驚きました。

というのも、実は、昨日(26日)は、昼休みの時間、雨になっていました。私は、そのことに気づきませんでした。昼休みになると、何やら校長室前の廊下で人影が見えます。ガラス越しには、高学年の頭の部分が見える程度でした。何事かなと思って、校長室から外を見ますと、「雨」が降っています。「校長室にきてくれたのだな」と合点がいきました。そこで、廊下の子どもたちに声をかけると、6年生の子どもたちが入ってきました。それから、次々に他の学年の子どもたちもやってきました。昼休みは、1時45分までですが、私は、この日(昨日)、午後から出張が入っていました。しかし、校長室で楽しく過ごしている子どもたちの様子を見ていると、校長室を閉める気にはなりませんでした。そこで、6年生の子どもたちに、「下学年の子どもたちのことを見といてね」「後片付けもよろしくね」と伝えて、出張へと出かけました。

そして、今日(27日)の朝、出勤し校長室に入りました。すると、どうでしょう。校長室がきれいに整理されています。多くの子どもたちが昨日は遊びましたから、少し乱れていてもしかたないなと思っていましたが、使う前以上に整理されています。おそらく、6年生の子どもたちが片づけをしてくれたり、声をかけてくれたりして、こんな風にきれいな校長室にしてくれたのだと思います。

私は、今日の登校指導の時、昨日、校長室に来てくれた何名かの6年生に、「きのうは校長室、ありがとうね」とお礼を伝えました。

今日は、朝から、とてもいい気持ちです。

昨日の校長室の写真1片付いている校長室


 


 

 




出てきたひまわりの芽「いのちは伝わり育っている」

記事登録日:2018年6月25日

今日は、本校、午前9時30分過ぎから、田をおかりして「全校田植え」の日でした。天気にも恵まれました。良い天気過ぎて暑いくらいでした。実は、この「本校の田植え」にかかわり、長年お世話になってきました方が、先日お亡くなりになりました。ご病気をされていたことはお聞きしていましたが、その少し前までは、お元気な様子で、本校の5年生に「種まき」などの指導をしていただきました。おそらく、ずいぶんつらい状況にあったのだと思いますが、私どもの前ではそんなそぶりは一つも見せられませんでした。そして、いよいよ「田植え」を数日後に控えた日の朝、学校にその方がお亡くなりになられたという知らせがありました。それから数日後、お家にうかがわせていただきました。奥様をはじめ、息子様にこれまでお世話になりましたお礼などを伝えさせていただきました。ご仏壇のあるお部屋には、その近くに、本校の子どもたちがに送った、お米作りのお礼の手紙がパネルにして飾ってありました。また、天井近くにも、もうずいぶん前に子どもたちが送ったお礼の色紙が大切そうに飾ってありました。お聞きしますと、今回の子どもたちの田植えも、最後まで心を配っておられたとのことでした。本当にこれまでありがとうございました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

今日は、そのような深い意味を持つ、「全校田植え」となりました。残念ながら、私は別な要件(出張)があり、子どもたちの田植えの様子をみることはできませんでしたが、子どもたち、「感謝の気持ちを持ち」、一つ一つ心を込めて丁寧に植えてくれたのではないかと思います。

少し話が変わります。過日、6年生が、「6年生の花壇(学校運動場南側のフェンス付近)」に、「ひまわりの花」を植えてくれたことを紹介しました。その後、どうなったのか気になったので、昼休み運動場へ出てみました。すると、よく見ないとわからない、気づかない程度ですが、いくつか小さな双葉が土から顔をだしていました。近くでは6年生が水やりをしてくれていました。私は、こんな様子をうれしく思いました。田植えのこともそうですが、「いのちは伝わり育っている」、そんなことを感じました。(※写真右は、水やりを終え、道具を片づけている子どもたちです)

ふたばの写真水やりを終えて片づけの写真


 



 




3,4年生の給食は

記事登録日:2018年6月22日

本校の3、4年生は複式です。3年生、4年生合わせると17名になります。年度当初、3、4年生は、本校の2階、階段を上がってすぐの教室で授業を行っていました。私も、それまでに何度か、3、4年生の授業を見せてもらいましたが、2学年ということ、人数が多いということ、などもあり学習においては、背中合わせで行っている他学年(3年生⇔4年生)の様子が、とても気になるそんな雰囲気が私にも伝わってきていました。そこで、そのような学習環境(教室が狭い)を、なんとかできないかと一考した結果、教室を他の場所に移すことにしました。昨年度まで「多目的室」となっていた場所です。ここは、使っていた教室より一回り広く、面積的には1.5倍くらいあるのではないかと思います。6月の初旬、教室を移動し、3、4年生の子どもたちは、そこで学習することになりました。教室が広い分、上記の課題は多少解決ができたように思いますが、新たな課題が出てきたのも事実です。一つには、普通教室でいう「掲示物用のかべ」が十分にないことです。ですから、担任の上原先生は、工夫しながら、子どもたちの作品を掲示しておられるようです。加えて、以前には、廊下に出るとすぐに「水道」があったのですが、この「水道」も少し遠いところになってしまいました。「とても不便」というまでにはないのですが、今までの環境からすると、子どもたちにはとまどいがあるのも事実のようです。このようなこともあり、給食の準備片付け、あるいは、歯磨等も考慮し、現在、多目的室に隣接した「家庭科室」において、3、4年の子どもたちは、「給食」を食べています。申し訳なく思いますが、子どもたち、そんな環境でも、やさしく受け入れてくれているように思います。もともと、元気があり笑顔あふれる3、4年生ですが、今日、給食の様子を「家庭科室」に見に行ったときにも、その「やさしい笑顔」がたくさん伝わってきました。これからも、「良い面」と「改善したい面」が出てくると思います。子どもたちのよりよい「学習環境」のために、できる限りの改善を図っていきたいと思います。

休職の様子1給食の様子2給食の様子3



 




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