今の教室には大型の電子黒板があります。簡単に言うと大きなテレビです。
画面に映し出されたものに文字を書いたり、線を引いたり、拡大したりできます。 デジタル教科書を活用して子どもたちが持っている教科書を大きく映したり、発表の時に友達のノートを大きく映してそれを見ながら発表したりもできます。
十数年前とは教育方法も大きく 変わりつつあります。
2年生服部先生のクラスでは、国語の学習をしていました。ワークシートに学習したことを書いていきます。
ところがこの作業がうまくいきません。どこに何を書いたらいいのかすぐには分からない子どもたちが必ずいます。それは、悪いことではありません。全ての子が、教師のいったことを即座にできれば、教師はいりません。それぞれ、成長には差があります。しかし、最終的に全ての子どもたちができるようにするために、昔は、一人ひとりの席に行って確認していました。
しかし今は、上の写真のように教師が書いたものを電子黒板で大きく映しだし、子どもたちはそれをお手本にしながら書いていきます。また、子ども同士で教え合ったりもします。電子黒板に映し出された正解を見ながら、お互いに確認ができるから、教え合いもスムーズにいきます。いろいろとICT機器を活用することで子どもたちの「分かった」「できた」が増えていきます。
本当に便利になったと思います。
これからもそうやって誰一人取り残さず、学力向上に取り組みたいと思っています。
そんな授業の様子を見に来られませんか。
7月4日(金)に授業参観を実施します。教科は道徳です。保護者の方々だけでなく、地域の皆様のご来校を心からお待ちしております。詳しくは「学校からのお知らせ」に授業参観のチラシを掲載しています。ご覧ください。