3月28日(金)、卒業生を含む生徒たち、PTAの皆様、学校運営協議会の皆様など多くの人たちが集まり、令和6年度退任式を行いました。
今年度末の退任者は3名。先生方はお一人ずつ七城中生にラストメッセージを伝えました。
<国語科、3年主任の古田先生>
「国語は言葉の学習。身に付けた言葉は決して減らない。言葉はあなたたちの財産。よりよい人生を生きるために、よりよい社会にするために、その財産(言葉)を使ってください。決して、人を傷つけるためにその財産(言葉)を使わないでほしい。」
<オアシス学級1担任の石橋先生>
「熊本が、七城中が本当に好き。ただ、家族は一緒にいなきゃだめだと思うので、夫とともに大分県に行くことを決めた。あなたたちと共に一生懸命取り組んだビオトープづくりや環境美化忘れられない思い出。再会を心から期待しています。」
<保健体育科、2年担任の服部先生>
「自分は、高校の体育の先生という夢を追いかけ、採用試験にトライしたが、10年連続でダメだった。しかし、今年度ついに合格し夢が叶った。『あきらめたらそこで試合終了』 あの漫画の言葉が、本当の意味で分かった。みんなも自分の夢を簡単にあきらめないでほしい。」
先生方のラストメッセージを、生徒たちは顔を上げ、うなずきながら、涙を拭きながら聴いていました。深く深く胸に響いたようです。
生徒会長平田さんは、生徒を代表して、退任される先生方に感謝の気持ちを届けてくれました。
校歌斉唱。先生方は、七城中生を優しい瞳で見つめながら歌っていました。生徒たちが作ったアーチの中を、笑顔と泣き顔が混じった表情で、恥ずかしそうにうれしそうに歩く先生方。「3名の先生方、ありがとうございました。次の学校でも体に気を付けてがんばってください!」今日一番大きな拍手が体育館に響きました。
退任式を終えて。 「七城中の生徒、そして、七城中の保護者の皆さん、地域の皆さんは本当にすてきな人ばかりで最高でした。本当にありがとうございました。」by古田、石橋、服部。