10月9日(水)、「性の多様性と人権」について学ぶ授業(3年社会科公民分野)が、菊池市人権教育推進指導員 末永知恵美さんを講師として行われました。
3年生はこれまで、人権学習でハンセン病に関する問題等について学び、社会科では基本的人権の尊重等について学び、そして、生徒総会では性別に関係なく選べる制服の導入について要望を出してきました。
末永さんの「性の多様性と人権」の授業により、3年生の中で、「人は生まれながらに平等によりよく生きる権利を有している」→「社会には性的マイノリティの人がいて、今、息苦しさを感じている」→「社会全体が、性の多様性について正しく理解することで差別や偏見がなくなり、息苦しさを感じていた人たちが当たり前に顔を上げて生活できる」と、今まで学んできたことが一つにしっかりとまとまった(つながった)ように思います。
末永さんは、「自分もなかまも大事にせなんよ」などの大切なメッセージを生徒たちに送り、最後に菊池市人権未来都市宣言の動画を紹介されました。そこにも、「多様性」の言葉がありました。3年生は真剣に宣言文を見つめていました。どんなことを一人ひとり考えていたのでしょうか。