先週の金曜日に歯科衛生士さんをお招きし、全学年一斉にオンラインによるブラッシング指導を行いました。
ブラッシング指導ではまず最初に「ココアクッキー」と「いりこ」を使って、噛むことについての実験を行いました。
思いがけないおやつの登場に「わー!お菓子だ!これ、食べていいんですか?」
と、各クラスで歓声があがっていました\(^o^)/
まず最初にココアクッキーを一口で食べてもらい、飲み込むまでに何回噛んでいるかを数えてもらいました。
それをワークシートに記入し・・・と説明している途中で、待ちきれず「もう、いりこも食べていいですか?」との声が!!
「まだ食べないでください!」と慌ててストップをかけました(笑)
ココアクッキーを食べた後に鏡で口の中の観察をしてもらいました。すると・・・
「奥歯が真っ黒!」「歯の溝にめっちゃつまってる!」という発見が。
次にお待ちかね?のいりこを食べてもらいました。
同じように何回嚙むか数えてもらい、そのあとで鏡をみてもらうと・・・
「噛む回数がちがう!」「いりこの方がたくさん噛む!」「ココアクッキーの汚れがとれてる!!」
という発見がありました。
やわらかいクッキーやチョコレートなどは歯の溝につまりやすく、逆にかたいものをしっかり噛んで食べることで唾液の分泌もよくなり、歯の汚れを取ってくれるということを学ぶことができました。
実験のあと、口の中の衛生環境がインフルエンザや新型コロナウィルスなどの感染症にも影響するということを教えていただき、口の中を清潔に保つことが病気の予防にもつながるということがわかりました。
感染症には歯周病菌が関係しているということで、各自、自分の歯ぐきのチェックもしてもらいました。
少し赤くなっていたり、はれていたり、歯をみがくときに出血がある人は要注意です!
その後、口の中をきれいに保つために必要な
「正しいブラッシングの仕方」
「中学生に合った歯ブラシの形状」
「フロスやタフトブラシなどの用具の使い方」
ということを教えていただきました。
また、最後には、コロナ禍の歯みがきの仕方ということで、口を開けての歯みがきと、口を閉じての歯みがきの飛沫の飛び方の違いも学びました。
みなさんの感想では、
「これからはかたいものを食べるようにこころがけたい」
「歯みがきが感染症予防になることを知ったので、歯みがきをがんばりたい」
「口を開けての歯みがきは、かなり飛沫が飛んでいたので、口を閉じて歯をみがこうと思う。」などなど…
大事なことをしっかり理解してくれていて、今後の生活に役立てていこうという姿勢がみられました。
ぜひ、今日学んだことをこれからの生活にいかして、元気に毎日を過ごして欲しいと思います。
歯科衛生士のY様、T様、本当にありがとうございました。