11月18日(金)教育講演会
大分県佐伯市から柴田真佑さんを講師にお招きして、「食育と防災~食べることは生きること~」という演題で講演会を実施しました。
長年、ボランティア活動で訪問している東北地方で出会った子供たちとの会話の中から2つのエピソード(上記の新聞記事の内容)や「はなちゃんのみそ汁」についてお母さんが歌ったハナミズキの歌をバックにスライドショーにて紹介されました。
生徒の感想を少し紹介します。
- はなちゃんのみそ汁の話を聞いて、まだ小学生だったのに亡くなられたお母さんの厳しかった言葉のウラを見つけていて本当にすごいなあと思いました。また、親の厳しい言葉のウラに何かメッセージがあるのはみんなの親にもあるんじゃないかと思いました。
- 余命宣告をされてつらいことしか見えない中ではなちゃんに何か伝えないとという気持ちになれるお母さんは本当にすごいと思いました。また、はなちゃんが年齢が上がるごとにはなちゃんにお母さんが何を伝えたかったかのが気づいていくはなちゃんにも感動しました。
- 私は昨日も「なんで受験生なのにご飯作らやんの。勉強させてよ。」と思っていました。しかし、5歳でお母さんに料理を教わり毎朝保育園に行く前にみそ汁を作っていたはなちゃんがとても言葉で表せないくらい思いました。また、何よりも「誰かのために料理をしたい」という気持ちで料理をしていたはなちゃんのお母さんのおかげで大切なことに気づきました。私はこれから料理は「義務」ではなく、「家族が生きるために、おいしいって言ってもらうために」料理しようと思いました。