本年度菊池北小学校では、子どもたちの「伝え合う力」を高める取組を行っていきます。早速国語の授業で、物語文に仕掛けられている登場人物の「対比」の構造を使って、隠されたセリフを考えるという学習を行いました。対立する関係にある2人の登場人物のセリフや行動を根拠として、登場人物がどのようなセリフを言うのかを考えました。子ども達は本文の言葉を参考にしながら「登場人物Aが～と言っているから、登場人物Bは～と言うと思います。」と自分の考えを伝え合いました。「議論が終わった後に、よりたくさんの人を納得させる意見を言えたグループの勝ち」というゴールを設定すると、みんな一生懸命に自分の考えを発表していました。自分の考えをみんなに伝えて「なるほど!」と思ってほしい。友達の考えを聞いて「ほぉ～」と納得する。話し合う中でお互いの考えを知るということは、とても楽しいものです。その楽しさをしっかりと感じながら、楽しく力を付けていってほしいと思います。やるぞ北小っ子!
