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韓国発見シリーズ58 「1千冊読書法」1日一冊、3年間

2017年11月01日

「1千冊読書法」1日一冊、3年間

ある女性会社員が毎日の読書を通してうつ病を克服して書いた「1千冊読書法」という本が今注目を集めている。


彼女は大学卒業後すぐ就職した職場で10年以上勤めたが、ある瞬間全てのエネルギーが体から抜けるのを感じた。真面目な彼女は、一人での育児の寂しさや学歴の劣等感、変化の無い人生の虚しさからうつ病になり、結果会社では厳しい上司、家では神経質な母親になった。


彼女は絶望の淵でもがいていた時、ある講演会で聞いた「2千冊の本を読めば頭が冴える」という言葉がきっかけで読書を始め、それが彼女の生活を少しずつ変えた。どうしても消えなかった心配が本を読む瞬間だけは頭の中から消えた。睡眠時間も少しずつ増え、食欲も戻ってきた。それで彼女は毎日一冊本を読むことにし、それを「1千冊読書法」と名付けた。


この本はうつ病にかかった著者が、毎日本を読みながら生きる意欲を取り戻し情熱的な人間に生まれ変わる体験談だ。彼女は100冊本を読むと心が安定し、300冊目で人を憎む心が消え、500冊読んだ後は周囲の事に好奇心が蘇ったという。そして800冊読んだ時作家になりたいという夢を持ち、千冊読んだ時ついにその夢をかなえた。


彼女は「1千冊読書法は毎日一冊の本を読破するのではなく、毎日1ページであっても欠かさず本を読む事…」と言う。


人生にスランプは付き物だ。重要なのはそれを乗り越えていく「暮らしの筋肉」を持っているかということだ。本は自分の崩れた自尊心を回復し無気力な日常に生気を吹き込む。新たな考えや見方を教えてくれ理解を深めてくれる。それは最も変え難い「自分」を変えることができる。そして新たに生きて行くエネルギーという筋肉を得ることになる。


この著者は目が回るほど忙しい中でも1日3時間ずつ時間を確保して読書に投資した。 毎日一冊の本を読みながらも仕事、家庭、社会生活とどれ一つ手を抜かない彼女の姿は我々も1千冊読書に成功できそうな自信感を与えてくれる。


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