シリーズ菊池遺産76(車石八幡宮・中山中須金比羅さん)
車石八幡宮(くるまいしはちまんぐう)
中原区にあるお宮で、江戸時代前期の神仏習合の時代から地区の氏神さんとして古くから崇拝されています。平成27年に、14軒の氏子らによって改修が行われました。
現在も、地域の神事行事やコミュニティルームとしても活用されています。
▲認定番号第ふるさとH27-16号
推薦者:車石八幡宮
中山中須金比羅さん(なかやまなかすこんぴらさん)
「金比羅さん」とは、龍門ダム湖周辺にある大きな岩のことです。昔、伊勢参りのため、周防灘を航海する際に、金比羅さんを祈って命拾いをしたとされており、班蛇口の山の山頂に祭られています。
参道には、記念碑や手洗石などがあります。その近くに、「役の行者(えんのぎょうじゃ)」と呼ばれる尊像が祀られています。役の行者は7世紀頃の修行者で、吉野山や大峰山など様々な山々で修行したと言われています。「役」が「縁」と結びついて、いつしか「縁結びの神様」として広まっていきました。
毎年3月10日には、地元住民により「金比羅さん祭り」が行われるなど、地域で保存・活用されています。
▲認定番号第ふるさとH27-17号
推薦者:遊蛇口区
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