卒業を目前に花房小学校の6年生9人が校庭の花壇に卒業記念のアジサイを植樹し、6年間を過ごした学びや、地域への思いを強めました。
発案は地元に住む佐々木彰(ささきあきら)さん(広瀬)。母校に愛着を持って欲しいと始めたもので、今年で2年目になります。児童たちは、佐々木さんの自宅で2年間かけて育てた苗木9本を丁寧に植え、優しく土をかけて成長を願いました。
同校の黒田茉友子(くろだまゆこ)さんは「卒業前に植樹をすることができて思い出になりました。中学生になっても自分の植えたアジサイを見に来たいです」と話しました
佐々木さんはこれからの同校の卒業生に苗木の寄付を続けていく予定です。「学校生活を過ごした地域への思いをアジサイに託してほしい」と願い、児童たちを見守りました。