3月下旬、満開の桜の下、待望の市民広場がオープンしました。多目的に使える大屋根広場と大型遊具を設置。足湯も拡大しました。中心にはオープンカフェを楽しめる芝生の空間。大屋根広場では各種イベントやバーベキューも可能です。

市民や多くの観光客に癒しを感じていただき、本市での滞在時間を延ばすことが狙いです。長時間の滞在は宿泊や多くの消費をもたらし経済活性化につながると期待しています。

オープン同日「地域おこし人サミット」が本市で開催されました。「未来を創る財団」が昨年東京で行ったサミットが好評であったことから、初回の地方開催地として本市が選ばれたものです。全国で活躍する地域おこしのプロが一堂に会し、多くの市民も参加。本市を題材に活発な意見が交わされました。その中で本市のもつ潜在力とこれまでの取り組みが高く評価され、前向きの提言が多く出されました。「多くの市民が参加できるよう、今後は市民広場の大屋根広場で開催してはどうか」との提案も。

すぐにアゴラという言葉を連想しました。アゴラとはギリシア語で、古代の民主政治が行われた「広場」を意味します。市民参加でまちづくりを考える場として活用されれば、文字通り真の「市民広場」となるのではないでしょうか。目から鱗の新しい化学反応でした。