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市長メッセージ

Message from the Mayor

平成30年9月 vol.53 グローカル・ビレッジを目指して

2018年12月27日

近年、グローバル(=世界的な)とローカル(=地方の)を組み合わせた「グローカル」という造語をよく耳にします。世界的な先進の考え方を取り入れて、地方固有の問題を地方に合ったやり方で解決しようというものです。

少子高齢化・人口減少に伴い、地方都市ではさまざまな問題が生じています。農業後継者・農地や環境保全、高齢者の見守り・移動交通手段の確保、防災など、従来の人口増加期の手法では解決できない難しい課題が増えています。

一方で、情報通信技術の急速な発展に伴い、革新的な技術やアイデアが登場し、農業のデータ化・各種作業の自動化など、従来にない新しい問題解決方法が広がっています。

こうしたアイデアを、本市と有力企業8社が連携して検討していく「グローカル・ビレッジ(村)構想」が国から採択されました。ヤフーやソフトバンク・日本航空などの頼もしい顔ぶれです。さらにソフトバンクとは、広範な行政課題に関して協働して解決策を検討していく「地域活性化包括連携協定」を結びました。

こうした先進的企業の先端技術や知恵・ネットワークをうまく応用できれば、地方の暮らしは激変します。「都会にない自然環境と、都会と遜色ない便利さ」の両立が可能になるかもしれません。これからの地方のモデルを目指す心意気で挑戦していきたいと思います。


ソフトバンクとの連携協定式の写真

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