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市長メッセージ

Message from the Mayor

平成30年8月 vol.52 合言葉は「早め・強め・多め」

2018年02月01日

 七月初旬の西日本豪雨は、中国・四国地方を中心に甚大な被害をもたらしました。亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。

 熊本地震で被災した本市としても他人事ではなく、報道のたびに大きな胸の痛みを感じます。2年前の恩返しとして、給水車と職員2名を即刻派遣しました。一日も早い復旧を願うばかりです。

 被災地に共通する思いは「まさか自分たちが‥」という驚きですが、この数年の異常気象はまさに想定外の連続です。

 このため、本市での防災は「早め・強め・多め」が合言葉。市民の命を守ることを第一に、空振りを恐れずに少しでも早めに、より安全な予防策を実施することを徹底しています。特に、高齢者の移動には時間が掛かるので、避難指示が真夜中に出たのではかえって危険なことから、本市ではまだ雨量が少なくても明るい日中のうちから自主避難を呼びかけるようにしています。結果的に大事に至らずとも、高齢者の方々が一夜を安心して過ごせることだけでも重要です。

 何よりも大事なことは自助・自衛の不断の備えです。隣近所や区の単位で、誰が誰に声を掛けるか、どこに身を寄せるか、こうしたことを訓練により日頃から身体に沁み込ませておくことが、安全の確度を高めます。天災にまさかも待ったもありません。「忘れたころにやって来る」とは至言です。


豪雨災害写真(北桜ヶ水)

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