介護予防ミニ講座〜よく噛むために〜
「食事」にひと工夫、食べる時の工夫・噛みごたえのある食材や調理の工夫を!
よく噛んで食べることは、身体に良いと分かっていますが「一口30回噛む」ことはなかなか難しいものです。噛みごたえのある食材をメニューに一品取り入れるだけでも、噛む機能を維持・向上させるトレーニングになります。
〈食べる時の工夫〉
●一口量は少なめにし、食べ物の形がなくなるまで意識してよく噛む。
●飲み込んでから次の食べ物を口に入れる。
●口に食べ物が入っている間は、水分をとらない。
〈調理の工夫〉
●噛みごたえのある食材を選ぶ。
(れんこん、ごぼう、小松菜、こんにゃく、大豆、厚切り肉、タコ等)
●食材は大きめに切る。
●軟らかい料理には、噛みごたえのある食材を混ぜる。
(ハンバーグにごぼう、卵焼きにミックスベジタブル、混ぜご飯にきのこなど)
※無理のない範囲で行いましょう。歯の欠損がある方や義歯(入れ歯)の不具合がある方は、歯科医院で義歯を新たに作成したり調整するなどし、噛める食材を増やしましょう。

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