介護予防ミニ講座〜フレイルを予防する食生活〜
更新日:2020年12月1日
フレイルとは、年を重ねて体や心のはたらき、社会的なつながりが弱くなった状態を指します。この状態を放置すると、要介護状態になる可能性があります。早めに気づいて適切な取り組みを行うことで、フレイルの進行を防ぎ、健康に戻ることができます。
- おいしいものが食べられなくなった
- 疲れやすく何をするのも面倒だ
- 体重が以前よりも減ってきた
こんな傾向はフレイルかもしれません。
BMI(体格指数)をチェック!
体重は、栄養状態を知るための大きな目安になります。定期的に体重を測ることを習慣づけ、特に半年の間に2〜3Kg体重が減った場合は、フレイルの危険性があるので注意しましょう。
身長と体重から体格を確認してみましょう。
BMI=体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m)
年齢 | やせすぎ(低栄養状態) | 目標とする範囲 | 肥満 |
---|---|---|---|
65歳以上 | 21.4以下 | 21.5〜24.9 | 25.0以上 |
BMIが21.4Kg/m2以下に当てはまる方や、やせてきた方は要注意です。当てはまらなかった方も、加齢とともにフレイルになりやすくなります。心配な方は、かかりつけ医や地域包括支援センターの保健師・管理栄養士にご相談ください。
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