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人権・同和教育シリーズ208

2022年12月11日

第17回菊池市人権フェスティバル特選作品

【作文の部】

「私たちが平和のために出来ること」 隈府小学校 六年 山内 あおい

私は、長崎の修学旅行で被爆者である八木先生の話を聞きました。

八木先生は初めに、「原爆投下から七十七年。いつか最後の被爆者が亡くなりましたというニュースが流れるでしょう。でも今日みなさんに平和のバトンを渡します。長崎で学んだことを必ず伝えてください。」と言われました。そして、原爆被害や戦争中のくらしについて話してくださいました。

私が一番心に残っていることは、戦争中は食べ物がなく、毎日あまくないかぼちゃで、本当に苦しかったそうです。私は、毎日当たり前のように、ごはん、みそ汁、サラダ、飲み物、デザートなど食べられているけれど、今の生活は昔じゃ考えられないということに気づかされました。だから私は今色々な物が食べられているということに感謝して、ご飯一つぶ、食べ物一かけらも残さずに食べようと誓いました。

また、「戦争はしたらだめではなく、始めたらだめ」という言葉も心に残っています。戦争は始めたらキリがないし、たくさんの人の命をうばいます。今、世界で起こっている戦争も、初めはすぐ終わるだろうと思っていたけれど、今でも続いています。核兵器を使うかもしれないとも言われています。また長崎のようにすべてがうばわれてしまうことが絶対にあってはならないと思いました。長崎は、七十七年前の十一時二分まではいつも通り過ごしていたけど、三分が来ませんでした。たった一発の原爆がすべてをうばいました。

八木先生は、「今の平和をみんなで守ってほしい。まわりの友達を大切にすることが、平和への近道だ」と言われました。

私は友達を大切にしているか考えました。私は、人権学習をした時、友達が、「自分も同じようなことがあった。」と言ったことを思い出しました。友達は周りから避けられて嫌な思いをしたと言いました。私は、友達の話を聞いて、自分のしていたことをふり返りました。実は、私も友達を避けたことがあります。今、考えると、何ておかしいことをしたんだろうと思います。私はその事を伝えました。伝える時は不安だったけど、伝えてよかったです。伝えたことで、自分も変われたし、みんなも自分のことを考えてくれたからです。私は、友達を大事にするということは、おたがいを信らいし合って、本当の気持ちを伝え合える関係になることだと思います。だから私はこれからも友達と気持ちを伝え合っていきたいと思います。それが私に出来る平和への近道だと思いました。

私たちが、平和な世界をつくっていきます。

【ポスターの部】

「ともだちいっぱい」  戸崎小学校 一年 むちま りょう

ポスター「ともだちいっぱい」の画像

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