玉祥寺このみやおどり(令和5年2月27日)
令和5年2月27日(月)、市指定無形民俗文化財「玉祥寺このみやおどり」が玉祥寺地区春日神社において玉祥寺このみやおどり保存会により奉納されました。
春日神社は菊池為邦(きくちためくに)の頃(1446~1488)に建立され、このみやおどりは建立と同じころに始められたといわれています。
奉納を前に玉祥寺区区長さんの挨拶では、このみやおどりの由来、五穀豊穣・区民の幸福等の願いが述べられました。
踊りはどてら・編み笠・頭陀袋(ずだぶくろ)を身に着け、背中に杵を背負った二人の御大将が見守る前で舞われます。
踊り手は女装をし化粧をした男衆二人で、讃頭(さんがしら)の歌に合わせて太鼓を叩きながら舞います。
踊り手の化粧の様子
踊り奉納前のお酒の乾杯
踊り手のお二人はリズム感のある息の合った踊りを1番から4番の最後まで披露されましたが、御大将から3番をもう一度と言われ、今一度舞われた後は御大将から「完璧」との称賛の声が掛けられていました。
最後は参加者全員の手締めで終了し、今年の奉納も無事に終わりました。