令和4年11月25日午前11時から、菊池市泗水町田島の田島菅原神社の秋祭りで、市指定無形民俗文化財「田島菅原神社神楽」が奉納されました。
この日は地区の代表の方が集まって神事を執りおこなった後、鈴と榊をもった舞人が、笛や太鼓の音にあわせて「散座(さんざ)」を舞いました。
田島菅原神社神楽は明治時代の初めころに始められましたが途中で途絶え、現在は地区の方々により復活しています。熊本市の高橋稲荷神社から伝授された岩戸神楽の流れをくむといわれています。
毎年春と秋、風鎮祭(ふうちんさい)、さらにここ何年かはコロナ禍で途絶えていますが、地区のふるさと祭りでも奉納されています。また地区の保育園などでも神楽を教え、後継者育成にもはげんでおられます。
散座の舞い
散座の舞い