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子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の定期接種について

2023年07月07日

子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の定期接種について

 HPVワクチンについては、ワクチン接種後にワクチンとの因果関係が否定できない持続的な疼痛が特異的にみられたことから平成25年6月14日の国の通知により、積極的勧奨(個別に接種をお勧めする取組)を一時的に差し控えていました。

 国においてHPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による安全性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたことから、令和4年4月から積極的勧奨が再開されました。

 ワクチンの有効性・安全性に関する情報などについて、厚生労働省がリーフレットを作成しています。ワクチンの接種を検討・判断していただくための資料としてご確認ください。

ワクチンの種類

現在、定期接種として使用できるワクチンは、下記の3種類です。

  • 2価(サーバリックス®) 
  • 4価(ガーダシル®) 
  • 9価(シルガード®9) 
接種スケジュール

 基本的に、どちらのワクチンも半年~1年の間に3回接種します。また、1回目に接種したワクチンをできる限り2・3回目も接種してください。

≪一般的な接種スケジュール≫

  • サーバリックス®・・1回目から1ヵ月後に2回目を、6ヵ月後に3回目を接種
  • ガーダシル®・・・・1回目から2ヵ月後に2回目を、6ヵ月後に3回目を接種
  • シルガード®9・・・1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合→6か月後に2回目を接種(合計2回で完了)

          1回目の接種を 15歳になってから受ける場合→1回目から2ヵ月後に2回目を、6ヵ月後に3回目を接種(合計3回で完了)


キャッチアップ接種について

 HPVワクチンの積極的勧奨の差し控えにより、接種機会を逃した方に対し、公平な接種機会を確保する観点から、時限的に特例として、令和4年度より定期接種の対象年齢を超えて無料で接種できます。

対象者

平成9年4月2日~平成19年4月1日生まれの女子(1997年4月2日~2007年4月1日生まれの女子)

※平成19年度生まれの女子(平成19年4月2日~平成20年4月1日)は、通常の対象年齢を超えても、令和7年3月末まで接種可能

接種期間

令和4年4月1日~令和7年3月31日まで


令和5年度の個別通知について

 以下の対象者宛て、5月に個別通知(予診票同封)を行っています。下記対象以外の方で、接種を希望する場合は、菊池市役所健康推進課窓口にて予診票を発行します。※発行の際は、母子手帳が必要

○中学1年生相当:平成22年4月2日~平成23年4月1日生まれの女子
○高校1年生相当:平成19年4月2日~平成20年4月1日生まれの女子
○キャッチアップ対象:平成18年4月2日~平成19年4月1日生まれの女子


接種当日の留意事項

  • 小学6年生~中学3年生は、保護者同伴が必須
  • 高校1年生~高校3年生は原則保護者同伴。同伴できない場合は、「保護者同意書(PDF 約49KB)」を接種当日に持参。

保護者同意書(PDF 約49KB)は、菊池市役所健康推進課窓口に設置

  • 接種当日は、予診票、母子手帳、本人確認ができる書類を持参


HPVワクチンに関するリーフレット等

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